この記事では以下のことについて紹介しています。
飼っている私が実感!ハムスターの老化はいつから?
ハムスターの老化はいつから出てくるのか?
その答えは、 “2年を過ぎてから” です!
一年半前後までは、元気に回し車を回している姿やご飯、毛繕いなど1日に起きている時間が長く飼い主の前にもよく出てきます。
ですが、2年を過ぎたところから、徐々に睡眠時間が長くなり、運動を行う時間も少なくなります。
行動も緩慢(ゆっくり)になり、食事も硬いものを避けるようになってきます。
こういった症状が出てくると老化の始まりと言えるでしょう。
現在、我が家で飼っているCAMも1年と10ヶ月目を迎え、徐々に睡眠時間が長くなってきています。
今までハムスターと過ごしてきた時間を振り返りながら、残りの1年ほどを悔いなく育ててあげましょう。
ハムスターが老化するとどう変わるのか?
ハムスターが老化するとどう変わるのでしょうか、症状をまとめています。
- 寝ている時間が多くなる
- 運動量が減る
- 硬い食べ物を避けるようになる
- 毛並みが悪くなる
それでは、それぞれの症状について詳しく見ていきましょう。対処法についても紹介しています。
寝ている時間が多くなる
ハムスターが老化するとまず、寝ている時間が徐々に長くなっていきます。
一年半以上ハムスターを飼って普段起きている時間に起きなくなったことが増えたら老化の始まりと言えるでしょう。
対処法
睡眠時間が増えてきたら、無理をさせずに寝かせてあげましょう。
長生きさせるために、アンチエイジングに有効なメラトニンの生成を促すと良いでしょう。
メラトニンを生成させるためには、昼と夜をしっかりと感じさせるために夜間の明かりをできるだけ暗くし、明暗をはっきりとすると良いです。
運動量が減る
ハムスターの老化が進むと運動量が減ってきます。
こちらも1年半〜2年ほどではっきりとわかってくるのではないでしょうか。
足腰が弱くなってきての運動量の低下なので、無理をさせない程度での運動を行ってもらいましょう。
対処法
対処法としては、老化での思わぬ事故を防ぐために回し車での運動を控え、飼い主の見守りのもとサークル内での散歩を主に行ってあげましょう。
運動には、老化の防止と筋肉量の維持の効果がありますので、無理のない範囲で行うのが長生きの秘訣になります。
硬い食べ物を避けるようになる
老化が進むと顎の力が弱り、硬いものを避けるようになってきます。
歯は一生を通して伸び続けるため、歯の伸びすぎに気をつけながら、柔らかい食べ物を与えてあげると良いです。
対処法
ハムスター用のチュール、ソフトタイプのフードなどを与えてあげましょう。
こちらを与えるにあたって気をつける点は2つです。
- 歯の伸び過ぎていないか確認する
- 下痢が出ていないか確認する
歯の伸びすぎについては、硬いものを食べなくなると歯が伸びていき割れたり、曲がってしまいます。歯が伸びているなと感じたら獣医さんに相談しましょう。
続いて柔らかいチュールやソフトタイプのフードには、水分が多く拭くまれているため、下痢に注意しましょう。
水分が気になるときは、豆腐のドライフードなど簡単に噛めるタイプのものがお勧めです。
毛並みが悪くなる
老化が進むと体が硬くなり、ハムスターが思うように毛繕いができなくなってきます。
毛繕いができないと毛がパサパサします。加えて老化で毛の量も減ってきますので毛並みが悪くなるというわけですね。
対処法
基本的にハムスターは、こちらから無理に触れられるのが嫌いなため対処法としては、放置が一番です。
毛長のハムスターの子は、毛が絡まって玉になることがあるため、柔らかい歯ブラシなどでゆっくりと優しく毛繕いをしてあげると良いでしょう。
まとめ 『ハムスターが老化するとどう変わる?』
- 寝ている時間が多くなる
- 運動量が減る
- 硬い食べ物を避けるようになる
- 毛並みが悪くなる
これに対しての対処法が、
- 明暗をハッキリさせて、老化を防止しよう
- 軽い運動の散歩をさせて、老化の防止と筋肉量の維持をしよう
- 柔らかい食べ物を与えよう(水分量に注意)
- 基本放置で、長毛の子は無理のない範囲で手入れをしてあげよう
となります。
少しづつ少なくなっていくハムスターとの時間を悲しむのではなく、楽しんで過ごしてあげましょう。
最後まで、笑顔でいられるよう願っております。
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