この記事では、以下のことについて紹介しています。
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ハムスターが嬉しい時の反応

ハムスターが飼い主を信頼して、嬉しい時に見せる仕草を紹介していきます。
- 手のひらの上で毛繕いをする
- 体を伸ばして寝る
- 鳴き声がする
手のひらの上で毛繕いをする
ハムスターが慣れてくると、手のひらから餌を取ってくれるようになりますね。
さらに慣れてくると手のひらの上で落ち着いて毛繕いを始めます。
これは、飼い主のことを心から信頼していなければ見せることがありません。
本来毛繕いは、自分の匂いをつけて安心するための行為です。まだ飼い主のことを信頼し切っていない場合は、ハウスのなかや、トイレの中など特定の場所でしか行いません。安心している場所ですね。
そんな、毛繕いを飼い主の手の上で行うということは、安心して匂いをつけれる、場合によっては、飼い主の匂いをつけたいと思って行う嬉しい時の行動です。
そんな行動を目の前で確認できているあなたは、ハムスターマスターに違いないでしょう。
見られていない方も、焦らず優しく接していれば、必ず、毛繕いをしてくれることでしょう。
*種類によっては、懐いていても手のひらの上に乗ってくれないハムスターもいます(ロボロフスキーハムスター)。ロボロフスキーハムスターは、他のハムスターと比べて、小さく、臆病なため、慣れるためには、個体による性格で温厚な子を選ばない限り手のひらに乗せることも困難です。
ロボロフスキーには、違った楽しみ方があるので、無理に懐かせようとせず、その子の好きなように暮らさせてあげてください。
体を伸ばして寝る
続いて嬉しい時に見せる仕草は、撫でていると体が伸びて、お餅が溶けるように伸びてくる時です。
リラックスして、マッサージを受けているように見えます。
こちらは、ジャンガリアンハムスターに多く見られる行動で、とても安心している証拠です。
個体での差もあり、オスのジャンガリアンハムスターのおっとりした子が行いやすい行動です。
この姿を見られたら、愛情あるハムスターの育て方をしている証拠ですね。飼われているハムスターも幸せでしょう。
私が飼ったことある中では、オスしか見たことがないため、もしかするとオス特有の行動になるのかもしれません。
鳴き声がする
ハムスターの個体に依存しますが、よく鳴く子は、安心している時、嬉しい時にキュー、キューと鳴くようです。
鳴いているときは、回し車を回している時、餌をあげている時、撫でている時など様々です。
触っても嫌がらずに鳴いているときは、嬉しい時といえますね。
また、鳴かない子も人に聞こえない高音で鳴いている場合があるようです。特殊な機械などを使って録音し、人の聞こえる周波数へ下げると確認できるようです。
マウスになりますが、歌うように楽しく鳴いている映像が、YOUTUBEにありますので興味のある方は、検索してみてはいかがでしょうか。
私も調べて、行えるようであれば、やってみます。
それでは、ハムスターの嬉しい時の見分け方を確認していきましょう。
嬉しい時の見分け方

ハムスターの嬉しい時の見分け方を確認していきましょう。見分ける方法としてわかりやすいものは、耳の具合です。
嬉しい時意外にも、集中している時、警戒している時、それぞれ耳の形が違ってきます。写真を例にして見ていきましょう。
嬉しい時

嬉しい時の耳の形は、こちら
写真は好きなドライフルーツをあげている時です。耳の力が抜けてリラックスしており、耳の立ち方も自然です。
CAMは食事の時と毛繕いをし終わった時にこのような形をよく取ります。
表情も心なしか幸せそうですね。
集中している時

続いては、何かの物事に集中しているときの耳です。
画像は正面から捉えていませんが、耳が寝ており、耳の先まで力が入ったようになっています。
自宅のハムスターで確認するときは、トイレの時なんかがわかりやすいのではないでしょうか。
ハムスターをよく見てみるとリラックスしている時との違いが、簡単に見分けられるようになりますよ。
嫌がっている時に似たような耳の形をしますが、嫌がっているときは、もっと耳を後ろに畳んで、耳を塞いでいるような形をします。飼い初めのスキンシップの際によく見られるかと思います。
時間をかければ、上のリラックスした時のような形になりますので、安心してくださいね。
警戒している時

警戒しているときはこちら
こちらは他と見分けがつきやすいですね。しっかりと耳が正面を向いており、力が入って立っています。
画像の時は、大きめのもの落ちがして、回し車を止めた時のものになります。
顔も驚いているように見えますね(笑)。
その他にも、寝起きなどの気を抜いている時の耳の形もありますので、次ハムスターと接する際には、耳の形を意識して見てみると良いのではないでしょうか。
マスターすれば、ハムスターと話せるも同然ですね。
終わりに
私は子供の頃、将来大人になる頃には、ハムスターや、猫、犬と会話ができる装置が発明されていると思っておりました。
意外と動物と話すのは、難しいようですね。いまだに夢のままです。
それでも大人になってわかったことは、相手をしっかりと観察し、理解すればどんな気持ちなのか、大体は分かるということです。
今日初めて見た少年が、ボールを元気よく蹴っていれば、楽しいのだろうとか、嬉しいのだろうとか、大体はわかる感じです。
人間には、そんな特殊な能力がありますので、上手く使えば、ハムスターと心を通じ合わせることなんて簡単ですね。
そのお手伝いが少しでもできればと思っています。ハムスターにとっても、飼い主にとっても毎日が楽しくなること請け合いです。
ハムスターと飼い主の幸せで、楽しい日々が続くことを祈っています。