この記事では、以下のことについて紹介しています。結果だけ知りたい方は、おすすめのハムスターケージに記載しています。
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ハムスターケージの選び方
ハムスターケージを選ぶ際に気をつけるとこを書いています。以下に注目。
- 柵の有無
- 材質
- サイズ
柵の有無
これが最も重要です。こちらの選択肢を誤るとすぐにケージを買い変える必要が出てきます。
安価なものによく使用されている柵で囲ったケージがありますが、これは特別なこだわりがない限りおすすめしません。
柵のないものを購入しましょう。
理由としては、柵で囲ったケージでは、ハムスターが柵を噛んで、怪我をする恐れ(我が家では、実際に鼻を怪我した)があります。
そして、噛んだ際に、大きな音がでます。ハムスターは夜行性の習性があるため、みんなが寝る時に、柵を噛んで、大きな音を立ててしまい安眠を妨げ、挙げ句の果てにハムスター自身が怪我をするという、とんでもない負の連鎖が起こります。
上記の理由で、我が家のケージは、柵ありの物を買った1ヶ月後に、柵なしのものを改めて購入しなおしました。ハムスターを飼う上で、規模の大きい出費となりますので、購入時にはお気をつけください。
柵ありは買わない。
皆さん覚えましたか?これは聞いておいて絶対損はさせません。
材質
続いて材質ですが、ガラス、プラスチック、又はその混合、があります。メリットデメリットは以下。
ガラス製
メリット
・中の様子が確認しやすい
ガラスが透明のため、中の様子が確認しやすく、飼われているハムスターがよく見えます。
また、見やすいことで、床材に落ちているエサやフンの状態をそのまま確認できるので、掃除が必要かどうか、ハムスターの体調が良いかどうかをケージの外側から確認できます。
・日々の掃除がしやすい
ガラスは、汚れがつきにくく、落ちやすいため、日々の軽いお掃除はすぐに終わります。
ペット用のウェットシートで、汚れている面を拭いて、新聞紙等で、水気を拭き取れば、いつでも新品のようにピカピカです。
デメリット
・置き場所に注意が必要
ガラスは、重く、衝撃に弱いため、誤って落とす危険のあるところや、ドアの付近など、ケージにぶつかる危険性のあるところへ置くことはできません。
ハムスターを飼われる前にあらかじめ、場所の確認が必要になります。
・大掃除が大変
こちらも重量があるため、ケージをひっくり返しての掃除に労力がかかります。
ハムスターの清潔維持のため、月に1~2度は床材を入れ替える大掃除が必要となりますので、体力に自信のないかなには、お勧めできません。
プラスチック製
メリット
・掃除が簡単
プラスチック製の多くは、取り外し可能な部分が多く、水槽のようなガラス製に比べて、掃除のしやすさが、段違いで良いです。
日々の掃除から大掃除に至るまで、使い勝手の良さが目立ちます。
また、ガラス製より軽いため、体力に自信のない方でも、軽々と運べるというものメリットですね。
・置き場所に困らない
軽く、日々の衝撃についてもガラスより強いため、置き場所を気にせずに置くことができます。
本棚の上や、直接床に置いてしまって、誤って落としたり、蹴ってしまっても割れて危険を伴う可能性が低いです(中のハムスターは怖がるかもしれませんが、今はケージの話なので割愛します)。
デメリット
・キズが付きやすい
プラスチックは、ガラスに比べて柔らかいため、キズが付きやすいです。
ハムスターが、角をかじったり、穴を掘ろうとしたりするとキズが付きます。
また、日々のお掃除の際にも、ハウスや、トイレを移動させた際に傷つくこともあります。
・中の様子が、確認しづらい(種類による)
プラスチック製のものは、床が透明でなかったり、色がついている場合が多いです。
透明でない場合、エサが床材に紛れて落ちている時、フンに血が混ざっている時に確認しづらいです。野菜をよくあげるという方などは、床材に紛れて腐っていてもわからない恐れがあります。気をつけましょう。
ガラス、プラスチック混合
メリット
・掃除しやすく、汚れにくい
ガラス、プラスチックを混合しているケージは、取り外しができ、日々の掃除から、大掃除まで負担が少なく済みます。
また、ガラス部分は汚れにくいためお手入れの時間も少なく済みます。
重さに関しても部分的にガラスを使っているだけなので、ガラス製のものより軽く、取り外した後にプラスチック製の床をひっくり返して掃除するなど、考えられており、両方のいいとこ取りです。
デメリット
・置き場所に注意が必要
ガラス製飲みの場合ほどではないですが、やはりガラスが混じっているため、置き場所に注意が必要です。
衝撃の加わりそうな箇所はさけ、不安定なところもやめましょう。
サイズ
最後に、サイズになります。
どんな種類のハムスターを飼いたいのか
一匹買うのか、複数買うのか
によってサイズを考えましょう。大きさについては、実際ハムスターを飼ってみて、私なりの最適解があります。詳しくは、次で。
ハムスターケージの大きさについて
実際、ジャンガリアンハムスター、ゴールデンハムスター、ロボロフスキーハムスターを飼ってきた私が、最適なケージの大きさについて紹介します。
大きさを決める際に注意することは以下。
- ハムスターの種類
- 同じケージに複数匹飼うのか、一匹づつなのか
- ケージの大きさを決めよう!
ハムスターの種類
飼いたいハムスターによって、ケージの大きさは変わってきます。
ゴールデンハムスターでは、大きめ
ジャンガリアンハムスターでは、標準
などです。あなたの飼いたいハムスターは何の種類ですか?決まりましたら、次にどれぐらい飼いたいかです。
同じケージに複数匹飼うのか、一匹づつなのか
次にケージの大きさを決めるものは、一つのケージに飼うハムスターの数です。
複数匹飼う場合は、大きめ
一匹であれば、標準
です。決まりましたか?
ケージの大きさを決めよう!
一匹のみ飼う方
上で色々と話して参りましたが、一匹のみ飼う分であれば、下記のサイズをお勧めします。
高さ 32cm 横 59cm 奥行き 39cm
以上のものを選びましょう。(参照:我が家のケージ)
理由としては、我が家でも飼っている大型のゴールデンハムスターでも何ら問題ないからです。
大人になったサイズでも窮屈さは感じません。ハウスも滑車もトイレも置いて問題ないサイズです。
一番大きいサイズのゴールデンハムスターでもこのサイズで賄えるので、ジャンガリアンハムスターや、ロボロフスキーハムスターなどでも十分に使用できます。
汎用性の高い、買い換える必要のないサイズとなります。
複数匹飼われる方
複数匹飼われる方は、ハムスターの縄張りを意識しなければなりません。
ハムスターには、種類によって縄張りがあり、特にオスを2匹以上飼われる際には、注意が必要です。
ゴールデンハムスターの縄張り
15~30m と言われていますのでその倍以上のサイズのケージが必要となります。現実的ではないですね。
ジャンガリアンハムスターの縄張り
60~80cmと言われています。この縄張りを考えると、やはり、市販のケージで倍のサイズはありませんね。
ゴールデンハムスターや、ジャンガリアンハムスターを同じケージで複数匹飼われる方は、自作をする覚悟がいるでしょう。
我が家で昔ジャンガリアンを複数匹飼っていた時は、大きな段ボールを2個繋げて、新聞紙を床材にして、とかなり大きな規模で飼っておりました。定期的な、メンテナンス(穴埋め)も必要です。
一つのケージで複数匹飼うことは、お勧めしません。
一つ例外として、ロボロフスキーハムスターは、上記の一匹用のケージで複数匹飼うことができます。これは、ロボロフスキーハムスターが縄張りの主張が少なく、好戦的ではないためにあります。
複数匹飼われる方は、参考にしてみてはいかがでしょうか。
おすすめのハムスターケージ
この記事の内容を全部ひっくるめて、私がおすすめするハムスターケージを紹介いたします。
ハビんぐ グラスハーモニーマルチ600
ハムスター ケージ GEX ハビんぐ グラスハーモニーマルチ600(サイズ:幅58.0×奥行39.2×高さ32.0cm) 価格:8,755円 |
です!
さまざまなケージを購入してきましたが、こちらが一番使い勝手がよく、床に使用しているプラスチックもキズが付きにくく、長く使用できます。
インテリアとしても申し分ないスタイルです。
デメリットとしては、値段が高めで、気になるかと思いますが、これから長く、何回もハムスターを飼われようとしている方には、おすすめしたいケージになります。
ケージにあまりお金をかけたくない方
ケージにお金をあまりかけたくない方は、
衣装ケース
価格:908円 |
がお勧めです。見た目もあまり良くないかと思われる方いらっしゃるかもしれませんが、現状、柵ありのケージを飼うぐらいであれば、こちらの方が、コスパいいです。
騙されたと思って同程度サイズの物を使ってみてください。いいですよ。衣装ケース。
弱点としては、
フタをするのであれば、空気穴を開けないといけないこと
掃除の手入れが大変ということ
横から見るのに向かない
ぐらいです。
あとは、床材のランニングコストが少し上がるくらいですかね。弱点少なし。インテリア気にしないのであれば、私もこっち使っていたかも。
終わりに
ハムスターを買う上で、大きな費用を占めるケージ、できることなら買い直しは避けたいですよね。一匹ずつ育てるのであれば、上記のものが私の最適解になります。回し車の大きさや、ハウスの大きさも考慮しているので、信憑性は高いですよ(自画自賛)。不要なコストをさけ、ハムスターへ美味しいものの一つでも買ってあげてくださいね。ハムスターと、飼い主の無理のない生活が送れることを祈っています。