この記事では、以下のことについて紹介しています。
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ジャンガリアンハムスターの特徴
ジャンガリアンハムスターの特徴について説明いたします。
- 性格
- 種類
- 平均的な体格
性格
全体として、おとなしい性格で人に非常に慣れやすいハムスターです。
ゴールデンハムスターとは違い、ハムスター同士の相性が良ければ、複数匹同じケージで買うことができます。
サイズも小さいため、飼育初心者にもっとも相性の良いハムスターになります。
個々の性格では、非常に個体差があり、見ていて飽きの来ない子が多いですが、一方で複数匹同時に同じケージでかう際には、見極めが必要となります。
オスとメスでも性格に違いがあるようです。
以下、性別での性格の特徴
元々の生息地は、シベリア付近でゴールデンハムスターに比べると寒さに強いと言われます。
地下に穴を掘って暮らしており、目は良くなく、嗅覚と聴覚が発達しており、食料などは嗅覚を頼りに探し回ります。
5km程度の範囲をエサを求めて探します。
ゴールデンハムスターに比べ移動距離は少なくあまり群れでは生活しない。
種類
毛色によって種類が決められている。名前がオシャレ。
以下メジャーどころの種類
こちらの種類にプラスして、「ルビーアイ」と言われる赤目の個体も人気が高いです。
気をつけたいのは、上記の種類で、劣勢致死遺伝子をもつ毛色があります。
パールホワイト、プディングの毛並みの子が、劣勢遺伝子を持つと言われており、繁殖には注意が必要です。
平均的な体格
ジャンガリアンハムスターの平均的な体格は以下。
- 体長: オス 7~12cm
メス 6~11cm - 体重: オス 35~45g
メス 30~40g
いずれも成体の体格になります。
ジャンガリアンハムスターは飼いやすいか、どんな人に向いているか
ジャンガリアンハムスターは、以下の人に向いています。下に説明も書いていきます。
- 初めてペットを飼う
- 複数匹飼っていみたい
- 手乗りでエサをあげたい
初めてペットを飼う
ハムスターはペット初心者でも飼いやすいと言われておりますが、その中でも特に飼いやすく、慣れやすいのがジャンガリアンハムスターになります。
理由としては、
他のペットに比べて、手がかからない
サイズの小柄なジャンガリアンハムスター。
ケージのサイズもゴールデンハムスターに比べて小さいサイズですみ、掃除の手入れも楽です。
散歩も、ゴールデンハムスターほど縄張り意識が無いため、少ない回数、狭い範囲で完結します。
慣れてくれる
ジャンガリアンハムスターは、とても慣れやすい動物です。
警戒心が少なく、エサも少しずつ経過をたどって与えていけば手乗りで与えることも可能です。
私が飼っていたハムスターの中でも一番早く手乗りでエサを与えることができました。
初期費用、ランニングコストが安い
ペット全体でもトップクラスに初期費用、ランニングコストが安いです。
こちら
ハムスターを買うのに必要な費用とランニングコスト
で紹介している初期費用とランニングコストは、ゴールデンハムスターで計算していますので、ケージのサイズ等が小さく済み、またそのおかげで床材などの材料も少なく済むため、ランニングコストも下がります。
複数匹飼ってみたい
ジャンガリアンハムスターは、他のハムスターと比べて、警戒心が薄く、縄張り意識も少ない傾向にあるため、ハムスター同士の相性が良ければ、複数匹買うことができます。
この際に注意することは、オス同士であると、メスよりも縄張り意識が強いため、オスの複数匹の飼育はお勧めしません。
その点、メスは、ストレスにも強い傾向があります。
相性については、ペットショップの人に相談してみてください。
兄弟であると自然と複数で生活していることが多いため、複数での生活に慣れています。
個人で飼育されている方から生まれた兄弟をそのまま頂くのも良いかと思います。
手乗りでエサをあげたい
先述の通り、ジャンガリアンハムスターは、警戒心が他のハムスターに比べて薄く、人に慣れやすいです。
エサを人の手から拾うのも比較的早く、段々と手のひらの上から与えていけば、手に乗っての給餌も簡単です。
そのうち手のひらで眠ることもあるかもしれません、可愛いですね。
手乗りをしつける注意点としては、一足飛びに手のひらに載せようとしない、ハムスターと触れ合う時は、手を洗い不必要な匂いをつけない、があります。
前者については、ハムスターのストレスになるだけではなく、噛まれることもあるため気をつけてください。
ゆっくりと慣れていく様子をみるもの楽しいものですよ。
後者については、普段と違う香りがすると、慣れた後でもエサを取らないことがあります。
これは、ハムスターの嗅覚がとても優れているため、普段の匂いと違うと警戒してしまうためです。
魚を捌いた後や、いつもと違う匂いのするときは、警戒してしばらく手から食べてくれません。お気をつけください。
ジャンガリアンハムスターの飼育のすすめ
他のハムスターと比べて、どういった飼育をしたほうがいいかを解説しています。以下に注目。
- エサの大きさ、量
- 散歩の際の注意点
エサの大きさ、量
他のハムスターと比べてジャンガリアンハムスターは、体が小さく、エサの大きさや、量に注意しましょう。
エサに関しては、ジャンガリアンハムスター専用のペレットがあり、サイズについても考えられているので専用のものの購入をお勧めします。
また、量についても、多すぎると肥満の元になるため、目測で量を測れるようになるまでは、計量器を使いましょう、お菓子用の計量器がお勧めです。
量の目安は、飼われているジャンガリアンハムスターの体重の5%~10%程度です。
35gの体重の子だとすると、1.75g~3.5gですね。太りやすい子か、多く食べる子かで%を調整すると良いかと思います。
野菜や、おやつを与える際にもこの範囲内であげてください。与えすぎを防止できます。
散歩の際の注意点
散歩をさせるときは、隙間や、配線、ゴミなどに十分注意しましょう。
ジャンガリアンハムスターは、素早く、小さいため思わぬ隙間に入り込んでしまいます。見た目のサイズだと毛も含まれているので、より小さな隙間にも入れます。
散歩させる際は、隙間を埋めるか、サークルなどを使用しましょう。
ゴミなども食べれるかどうか、とりあえず噛んで調べるためハムスターにとって毒になるものを誤って食べてしまう可能性もあります。
床をそのまま散歩させる際は一度掃除することをお勧めします。
手間がかかるなと感じる場合は、サークルとサークルマットお勧めです。
又、床を散歩させる際には、携帯の充電コードや、こたつのコード等の配線に十分意注意しましょう。
ハムスターは、わからないものは、噛んで調べる癖があります。
これは、ハムスターが目が悪く、調べるための手段の一つとして噛むことを使用する習性によるものなので、配線などは、噛むこと前提で、取り払うか、コンセントから抜いておきましょう。
誤ってコンセントにつながったまま配線を噛んでしまうと、感電したり、舌に火傷を負って命に関わります。
十分気をつけてください。隙間に入って、配線を噛むというコンボもありますのでご注意を。
終わりに
ジャンガリアンの特徴について記事を書かせていただきました。
私事になりますが、私が、小学生の頃、初めて飼ったペットでとても思い出深いハムスターです。
小学生であった私に命の大切さを教えてくれた大きな存在でした。
生きるものの死を初めて体感し、心に残る思い出をいっぱいくれたハムスター。
あの子がいるからこうして今記事を書けているのかもしれません。あの時の私は、知識も乏しく、大事にできなかったとこもあったでしょうが、気にすることなく懐いてくれました。
動物を通して、人は多くのことを学ぶことができます。人生をより豊かにしてくれるパートナーとして、ジャンガリアンハムスターは非常にお勧めです。
皆様のより豊かで幸せな日々と、ハムスターが安心できる環境で過ごせることを祈っています。