この記事では以下のことについて、紹介しています。
ハムスターはなぜ目やにが出るの?
目脂には次の理由があります(当HP調べ)。
- ゴミが目に入る
- アレルギー反応で出る
- 目の傷つきによるもの
- 老化によるもの
ゴミが目に入る
普段の目やにの多くは、目のゴミが入った場合が多いです。その日のうちに収まります、ゴミを取るように顔をよく洗おうとします。
ハムスターは、目が悪いため、気にならないのか個体によってはゴミを取り除かない子もいる様です。
目やにの取り方については、次ページに記載しています。
アレルギー反応で出る
床材を変更した後から、目やにがよくみられるようになった場合やトイレの砂を新しいものに交換した後に出る目やには、アレルギーによるものが多いです。
又、掃除を長期間怠っていると、ハウスダストや、トイレの不衛生によるアレルギー反応で出ることがあるようです。
目の傷つきによるもの
目にゴミが入ったり、アレルギー反応で目をしきりに洗い、眼球を傷つける場合があります。
何日にもわたって目やにが出る場合や、目から粘膜がで次々出る場合は、目が傷ついている可能性が高いでしょう。
老化によるもの
加齢により、目やにが出る場合があります。老化による、涙腺の緩みや、皮膚の緩みにより、結膜炎を起こすこともあるようです。
ハムスターに目やにが出た場合の対処は?
まずは、ハムスター本人が、目やにを自然と取るかの確認をしてください。
しばらく様子を見て、本人から目やにを取らない場合は、状態を見て、以下のように対処すると良いでしょう。
状態:眼球に目立った傷がなく、ハムスター自身も健康な場合
目やにのみを取る
綿棒を濡らして目やにをふやかすようにしてとるか、ペット用のウェットテッシュで同じようにふやかすようにしてとってください。
その後は、再び目やにが出ないか、2~3日様子を見ると、目やにが一過性のものなのか確認できます。
状態:何度も目やにが出る、粘膜が出てくる場合
目にゴミが入ったまま取れないか、アレルギーによる目やにの可能性があります。
ゴミがはいったままで、目に見える場合は、上記の方法で、綿棒等でとっても良いかと思います。
目を傷つける恐れがある場合は、病院へ相談してみましょう。点眼で、取れる場合があるようです。
アレルギーによる目やにの場合、目やにが出る前の行動に注目してみましょう。
床材を新しいものへ変更した、掃除をしばらく行っていない等の原因を見つけて、床材を元のものへ戻す、掃除を行う等の対処があります。
状態:目やにが何度も出て、元気がない
目やにが出ており、元気がない場合は、結膜炎や、角膜炎を起こし、体力が減っている場合が考えられますので、すぐに最寄りや行きつけの動物病院で相談しましょう。
ハムスターに目やにが出ないようにするには
目やにが今後出ないようにするには、以下の方法を試してみてください。
- 掃除の回数を増やす
- 変更した床材、トイレ砂を元に戻す
- 生活環境を変える
掃除の回数を増やす
目やにが頻繁に出るようであれば、掃除の回数を増やしてみてください。
目にゴミが入り易い環境になっていないか、埃が溜まり易い環境になっていないかなどを合わせて確認すると効果的です。
変更した床材、トイレ砂を元に戻す
アレルギーによる目やにの場合は、変更した床材を、以前のものに戻したり、変更したトイレ砂を元に戻すと改善される場合があります。
初めて飼われて目やにがよく出る場合、ハムスターの床材に使用されているウッドチップや牧草タイプの物にアレルギー反応を示す子が多いので、一時的に家庭にある新聞紙や、トイレットペーパー(香りのないもの)等に変更してみてください。
変更して改善が見られれば、紙製の床材がございますので、使用することをお勧めします。
生活環境を変える
柵付きのケージや、ハウスの入り口が、飼われているハムスターにとって狭い場合、滑車が小さい場合など、ハムスターが生活をする際に目を傷つける場合があります。
そういった場合は、ケージを柵のないものへ変更する、ハウスや滑車を大きいものに変更すると改善する場合があります。
我が家のCAMはケージをよく噛んで、鼻を怪我したり、鼻から目にかけての毛がなくなっていたりしましたので、目を傷つけることもあるでしょう。
柵つきは、こだわりのない限りおすすめしません。
終わりに
我が家のCAMは、朝方起きてくることが時々あります。その際によく目やにをつけており、一過性のものが多いです。
自分で、しっかりと取り除けることも多いので、目やにが出たからとすぐに手伝わずに、まずはハムスター本人にとってもらってください。
それでも取れない場合などにお世話をしてあげると、ハムスター本人も喜ぶと思われます。
少し前に、ネズミのお腹をこちょこちょすると、笑っている反応があったというニュースを見たことがあります。
ハムスターにもしっかりと感情があるので、甘えん坊な子なのか、しっかりとした子なのか、その時々の様子を見て、推察するものも楽しいかと思います。
しっかりとかけた愛情は、相手にも必ず伝わっているものです。飼い主様と、ハムスターのより幸せな関係が続くことを祈っております。