この記事では、以下のことについて紹介しています。
初めにしっかり知っておこう!ハムスターの外耳炎とは?
ハムスターの耳が“赤く腫れている、耳だれが出ている、耳の周りを痒がっている”・・・
そんな症状の時は、“外耳炎”かもしれません。
外耳炎とは、耳の内側で、鼓膜の外側に“炎症が起こっている症状”のことを指します。
つまり、人が耳掻きなどで普段掃除する場所の炎症なども外耳炎となります。
ハムスターも毛繕い等の際に耳に傷ができ、そこから細菌が入って炎症を起こしてしまいます。
その他には、高温多湿の状態で、耳の中に“真菌”と言われる細菌が増えることでも外耳炎が起こります。
突然、飼っているハムスターが外耳炎になったら心配ですよね。
治るのか、命に関わるのか・・・安心してください!
我が家のハムスターも外耳炎にかかり、しっかりと完治できましたので、こちらで治し方や、気になるお金の話などをしっかりと紹介していきます!
気付いた時点で、病院へ行こう!ハムスターの外耳炎の治し方!
ハムスターの外耳炎、自然治癒ではなかなか治りません。
難聴を併発してしまったり最悪の場合、“命に関わります”ので、気付いた時点で病院へ行きましょう。
我が家のハムスター「やか」は、右耳に外耳炎を起こしました。
右耳の皮膚が、左耳に比べて赤く少し腫れており、動物病院の受診をしています。
↓は、動物病院へ連れて行く直前の画像
普段の耳の色はこちら↓
写真だと一目瞭然ですが、実際に見てみると「あれ、赤いかな?」ぐらいで、病院受診も念のため程度の気持ちでした。
耳が赤いかな?と思った際には、左右で写真を撮って確認すると良いかと思います。
動物病院へ受診した際の外耳炎の治療法
令和3年5/26日に初診で、耳の粘液を顕微鏡で見てもらい外耳炎と診断されました。
初診は“抗生剤の内服薬を1週間”いただいて、様子を見る形となりました。
注意点として
注意点など伺ったので、書いておきます。(受診された動物病院さんで変わると思います。参考程度で確認してください)
- 内服薬は、朝、夕で飲んでもらう
- 食欲に気をつけて、食欲が低下した場合は病院へ
- かさぶたなどは、無理に取らない
でした。
外耳炎が完治するまでの日数と様子
個体によって差があると思いますのであくまで参考として確認ください。
写真もつけておきます。
5/26に初診
内服開始、徐々に耳だれが出てきた。痒いためか、耳から頬袋にかけての毛が抜けていました。
↓
6/2に再受診(同じく内服の抗生剤を1週間+かさぶたの除去と消毒)
写真は6/7撮影(初診より12日後)
耳の赤みは徐々に減ってきています。腫れは経過が鈍かったです。頬袋の毛がごっそりと落ちて毛繕いをよくしており、痒がっている様子です。
当時、衛生管理として、滑車の水洗いをよくしていました。
↓
6/10に再々受診(初診より15日経過、同じく内服の抗生剤を1週間いただきました)
この受診の際に経過良好のため、内服終了後に腫れが引いていれば、次回の受診はしなくて良いと診断をいただきました。
写真は、6/14(初診より19日経過)
耳だれも少なくなり、腫れも引いてきました。赤みはほとんどありません。
生えてくるか心配だった頬袋の毛も問題なく生えてきています。
↓
6/17に抗生剤を飲み終え、耳の形も元通りになりました。(初診より22日後)
写真は、 6/20(初診より25日後)
後遺症もなく、元気に食事を食べています。我が家では治療中の食欲の低下も全くみられませんでした。
我が家の治療の時間は、“22日”と思っていたよりかかりますね。参考程度に。
ここも気になる!ハムスターの外耳炎の治療費!
我が家の「やか」は“計3回”動物病院を受診しました。
動物病院にかかった実際の費用を書いていきます!
初診の費用
- 初診料 ¥1000
- 細胞検査(耳の粘膜を検査したもの) ¥1000
- 内服薬(1週間) ¥1550
- ディスポシリンジ ¥70
内服薬を飲ませるためのもの、小さな注射器(針なし)
合計 ¥3982(税込)
2回目の費用
- 再診 ¥500
- 内服薬 ¥1550
- ディスポシリンジ ¥70
- 消毒 500円
(耳のかさぶた取りも+)
合計 ¥2670(税込)
3回目の費用
- 再診 ¥500
- 内服薬 ¥1550
- ディスポシリンジ ¥70
合計 ¥2332(税込)
完治までの合計費用 ¥8984 (税込)
となりました!
発見が早ければ早いほど治るまでが早いので費用も安くなりますよ!
飼っているペットの病気、無事に治ってくれるのか、動物病院にかかる費用はいくらなのか、気になりますよね。
この記事では、そんなあなたの不安解消に少しでも役立てればと思い作りました!
あなたとハムスターの幸せな日々が少しでも長く続くように祈っています!