この記事では、以下のことについて紹介しています。
どうして外耳炎になるの?怪我や、湿気に注意
外耳炎になる理由として以下のものが挙げられます。
- 耳の内側に傷ができて細菌が繁殖するもの
- 湿気により真菌が繁殖してしまうもの
一つづつ確認していきましょう!
耳の内側に傷ができ、細菌が繁殖する
ハムスターの毛繕いなどで耳の内側に傷ができ、
そこから皮膚などに常在している黄色ブドウ球菌、緑膿菌などが繁殖し、
痒みを伴った膿が出ます。
これが、ハムスターの外耳炎の原因の一つとなります。
湿気により真菌が繁殖してしまう
梅雨の時期などに ”湿気対策を取らずにいる” と真菌というカビが耳の中で繁殖してしまいます。
多くは細菌と同じように、耳に傷ができてしまいそこから繁殖しますが
床材や、フンなどが耳につき取らずにいると真菌が根付き、繁殖してしまいます。
こちらも痒み、腫れを伴います。
必見!!外耳炎の予防法 3選 !!
かかってしまったらとても大変な外耳炎・・・
ハムスターのためにしっかりと予防をしましょう!
予防の方法は、以下の3つのことに気をつけてください!
- 耳を傷つけない環境にしよう!
- 湿気対策を取ろう!
- ここを掃除しよう!
それでは、予防を見ていきましょう!
その1、一番大事!耳を傷つけない環境にしよう!
外耳炎の予防で一番大切なことは、 ”耳に傷をつけないこと” です!
傷をつけないためにできることは何でしょうか?
ハムスターの爪は伸びていないか?
ハウスやケージに鋭利な場所はないか?
以上の2つのことに気を配れば、問題ないでしょう。
爪が伸びていれば、爪を切ったり、こまめに散歩を行いましょう。
ハウスやケージにささくれなど鋭利な箇所がある場合は、ハウスを新しいものにしたり、ヤスリで削るなどの対処をすると良いでしょう。
ハウスに関しては、木製のものから、陶器製に変更するのも一つの選択肢ですね。
三晃商会 SANKO 素焼きハウス きのこ ドワーフ ハムスター ハウス 陶器製 関東当日便 価格:468円 |
アマゾンはこちら
上記二つは、ペットショップのハムスターケージ内などでよく見かけます。ジャンガリアンハムスターのサイズに最適です。
丸洗いできるため衛生的にも陶器製は有利になります。
また、陶器製は、様々な色や種類があるため飾りとしても最適ですね。
その2、湿度はどのぐらいが最適?湿気対策を取ろう!
湿度によってカビの生育環境は異なりますね。
外耳炎の元となる真菌の増殖する湿度はどのくらいでしょうか。
調べてきました!
参考にさせていただいたものはこちら
各種の湿度環境下における真菌類の増殖速度判定と増殖挙動モデル
https://www.jstage.jst.go.jp/article/aije/74/636/74_636_193/_pdf
(2021 7/17 13:35 UTC)
こちらを参考にして、 “湿度45%程度では、繁殖はなく問題ない” ようです。
また、 ”湿度90%でも繁殖に24時間ほどで繁殖が確認されている” ようでした。
他のHPなども確認するとカビの発生の起点として65%前後がラインになるようです。
以上の結果から私の意見として
湿度は、“60%以下を目指し、超えるようであれば、24時間以内に戻す”
と良いでしょう!
また、ケージを風通しの良いところに置くとなおGOOD!
その3、こまめに掃除をして雑菌退治!
3つ目の対策は、掃除です!
普段私がお勧めしている掃除期間は、
トイレが週に2~3回
ハウスの床材などが、月に2~3回
ですが、梅雨の時期、雨の多い月などは、 ”+1回すると良い” かと思います!
トイレが週3~4回
ハウスの床材が月3~4回
ですね。
また、ハウスの床材を再生紙、パルプ材にされている方は、
ハムスターにアレルギーがなければ、木製のチップに変更するのも良いですね。
木製のものは紙製に比べ、調湿性が高いのでお勧めです。
おすすめはこちら
ミニアニマン 快適ふんわりベッド 14L うさぎ ハムスター 床材 ハリネズミ リス 小動物 敷材 ドギーマン お一人様18点限り 関東当日便 価格:207円 |
アマゾンはこちら
珪藻土のコースターなどもあると吸湿効果に優れているので安心ですね。
珪藻土の安全性が気になる方は、
こちら
外耳炎の対策は、さまざまなものがありますね。
何より 怪我をさせない、湿気にきをつける、清潔を保つ のがポイントになります。
ハムスターに快適な生活を送ってもらうために、少しずつ工夫してみましょう!
外耳炎かも?かかってしまった時はどうするの?
対策をしっかりとしていても、かかってしまう病気・・・
外耳炎にかかってしまった時にはどうすればいいでしょうか。
何よりも、 “動物病院へ早めに連れていく” ことが良いです!
“かかった費用” 、 ”日数” など詳しくは、別の記事に書いていますので、興味がありましたら、そちらへ飛んでみてください。
こちら
人も、動物もさまざまな病気にかかります。
ハムスターともなると一度病気にかかると、命に関わることが多くあります。
そんな思いをさせずに、いつまでもハムスターと仲良く暮らしていたいですね。
私が身をもって勉強したことが、少しでも助けになればと思っています。