この記事では、以下のことについて紹介しています。
ハムスターが外で寝ているのはなぜ?
飼っているハムスターが外で寝ている・・・思わず見とれちゃいますね。
でも普段はハウスで寝るのに、なんで外で寝るんだろう?安心してくれているのかな?
そんな疑問を調べてきました!それでは見ていきましょう!
ハムスターが外で寝ている理由
- ハムスターのハウス内が暑い、湿っている
- ハムスター自体が熱を持っている
- 外で寝る癖がついている
- 安心している・・・?
ハムスターのハウス内が暑い、湿っている
ハムスターが外で寝ている際の一番の理由となるものが、暑くて、じめじめして外で寝ている時です。
本来、ハムスターは、巣穴で生活し夜行性のため、余程の理由がない限り明るいところで寝ることはないかと思われます。
そんなハムスターが明るくてもいいから外で寝ようとする場合は、ハウス内に熱がこもって暑かったり、湿気が気持ち悪く、寝苦しく出てくる場合です。
梅雨や、夏の季節に多く、エアコンなどの設定が悪かったり、ハウスが直射日光を受けているなど色々な要因でハウス内が暑いまたは、湿ってしまっています。
ハムスターは、30度を超える温度や、湿気に弱いため、これらから遠ざかれる場所で体力を戻そうとして外で寝てしまうようです。
ハムスター自体が熱を持っている
個人的な経験としてハムスターが外で寝ている時に一番多い原因がこちらです。
ハムスターが、風邪をひいたり、大きな病気に罹る前兆として見られます。
ハウス内の温度や、湿度管理をしっかりとしている方でも、急にハムスターが外で寝ている時などは、熱がないか確認したり、弱っていないかよく観察をしましょう。
ハムスター自体が、熱を持ってハウス内で熱がこもり、暑くなって外に出てきてしまい、弱っているのでそのまま寝てしまうという形です。
私の飼っているハムスターが外で寝ている時があり、気にせずそのまま飼育していたら、何日後かに急に斜頸(歩く時に傾きが出る)になってしまったということがあります。
おそらく、熱が出ており、暑くなって外で寝たのかと思われます。後から知った今では、後悔しかありません。
心配な方は、動物病院で診てもらいましょう。熱を測ってくれます。異常があれば、抗生剤などの風邪薬を処方してくださります。
おやっと、思ったらすぐ病院!!!がハムスターにとって最良かと思います。
外で寝る癖がついている
ハムスターを子供の頃から親と一緒に育てていると、ハウスの中に入りきらない子や、遊び疲れてケージのあちこちで寝てしまう子がいます。
子供の頃からそんな生活を送ってきていると、明るいところで寝ることや、室内の環境に慣れ、大きくなってもそのまま外で寝てしまうのでしょう。
可愛い寝姿を見られるのは飼い主としてとても嬉しいことですが、子供のハムスターの成長を思うと、しっかりとハウスの中などの暗い場所で寝せてあげるのが良いようです。
マウスの実験では、昼夜逆転を頻繁に行うマウスが、緩く昼夜逆転を行うマウスに比べて4倍以上もの死亡リスクがあるようです。
昼夜逆転で、不眠症などの症状が出てきており、白血球の増加などの炎症反応なども見られたそうです。
なかなかにリスクのある癖になりますので、ハムスターを思うのであればハウスで寝てもらえるようにするか、ケージ自体を明暗が正しく調節できる場所に移動させてあげると良いかと思います。
安心している・・・?
ハムスターが外で寝ている時に、巷で聞くのは、安心して寝ているということ。これは本当なのでしょうか?
もちろん、安心をしていなければ、ハウスの外で寝ようとは思わないはず。
ですが、上の記事の理由で疲れて寝ている方が、私的には多いと思います。
自分に置き換えてみると、夜にリビングのソファーで寝るときは、どんな時だと思いますか?
とても安心して幸福に包まれている時?それとも仕事で疲れてうっかり寝てしまった時?
ベットに入るのも億劫で寝てしまうことの方が多いと思いませんか?私はハムスターも人と同じ理由だと思います。
ハムスターが外で寝ている時はそのままでいい?
ハムスターがハウスの外で寝ている時は、そのままでいいのでしょうか?いや、色々確認した方が良いです。
ハムスターが外で寝ている時に確認すること
- 室温、湿度の確認
- ハムスターの体温の確認、ケージ内の確認
- 外で寝る癖のある子の対処
まず、部屋の温度や湿度、ケージ内の温度や湿度が適切か確認しましょう。
室温、温度の確認
ハムスターに最適な温度、湿度
- 温度 20~26度
- 湿度 60%以下
こちらから大きく外れているようであれば、エアコンなどで調節をして様子を見て見ましょう。
しばらく経っても、ハウスに戻らないのなら別の確認もして見ましょう。
ハムスターの体温の確認、ケージ内の確認。
室温、湿度ともに正常であれば、ハムスターが風邪や下痢症状で疲れている場合もあります。
普段に比べて体温が上がっていないか、ケージ内に下痢や、嘔吐、痛んだ食べ物がないかの確認をしましょう。トイレのおしっこの状態の確認もするのも良いかもしれません(血が混ざっていないか、蟻が来ていないか等)。
特に、普段は全くハウスの外で寝ないハムスターが突然外で寝ていたりすると、体調を崩した可能性が非常に高いです。
個人的には、そんな子が外で寝ているのを確認した時点で、一度動物病院に見てもらうべきだとも思っています。
外で急に寝る行動があった後しばらくして、斜頸になったり、中耳炎になったりとしたハムスターが実際にいましたので、熱が出ていないかの確認だけでも動物病院でしてもらうのを、強くお勧めします。
外で寝る癖のある子の対処
子供の頃からの癖で外で寝ているハムスターは昼夜逆転を頻繁に起こす可能性があるので、対処をしましょう。
外で寝る場所が特定の場所で寝るハムスターであれば、その場所が影になるようにケージの一部を布で覆うなどの対処をして見てください。
明るい場所だとハムスター自身は寝ていても、ハムスターの脳や体がうまく眠りにつけないようなので、暗くしてあげることで、しっかりと休ませてあげることができます。
合わせて、食事を与える時間を固定して見てください。
マウスなどの実験で、昼夜逆転を治す方法として日照リズムを整える方法が詳しく書いてありました。
その内容として、食事を食べた時間によって体内時計が整い、昼夜の明暗を整えるよりも日照リズムに優位に影響したようです。
食事の時間が整うことによって、しっかりと朝に眠たくなるハムスターになってくれるかもしれません。そして暗いところで寝てくれるかも?
ハムスター、外で寝ている姿はとても可愛いですよね。でも、本人は疲れているのかもしれません。
個人的には、外で寝ているハムスターを見た後は、風邪や病気になることが多かったので、可愛さと同時に恐ろしさも感じます。
今までに風邪や病気になった子は、その前兆があった時に病院に連れて行かなかったので、今となっては後悔しています。
自分に置き換えてみると、安心して幸せだからソファーで寝ようとはなりませんよね、私も調べるうちにハッと気付かされました。
ソファーで寝るときは、疲れ切った時だとなぜ気づけなかったのか(笑
これからは、ハムスターも自分も健康に気をつけて、変なところで寝ないようにしようと思います。
あなたとハムスターがソファで眠らない生活を応援します(ソファーベットは別ですよ!)。