【夏の味覚!】ハムスターはトマトを食べられる?【おいしい?】

ハムスターブログの記事「ハムスターはトマトを食べられる?」の画像です。

この記事では、以下のことについて紹介しています。

ハムスターはトマトを食べられる?

夏の味覚と言っては外せないトマト。私たちも夏になればよく食べますよね。

飼っているハムスターにあげたくなる時ありませんか?

結論から言いますと、ハムスターはトマトを食べられます!(条件付き)

トマトの毒性について

ハムスターがトマトを食べるのには、条件があります。

ハムスターがトマトを食べるためには、茎は食べさせずに、赤く熟したものを食べさせてください!それだけです!

トマトには、トマチンという毒が含まれています。こちらは、人にも影響し、マウスの実験で、半致死量(実験に協力したマウスの半分が死んだ量)を測ったところ、人は、熟したトマトを4トン食べると死に至るようです(笑)

食べられませんね、そんなに。

参考にさせていただいたURLはこちら

一般社団法人 日本植物性理学界 様 R4 5/12 転載

https://jspp.org/hiroba/q_and_a/detail.html?id=803

私の解釈では、マウスの半致死量のトマトのトマチン含有量を体重で人に当てはめたところの数字のようです。

トマチンのマウスの半致死量が、1kgあたり32mgとなっており、赤く熟したトマトのトマチン含有量が、1kgあたり0.4mgとのこと。

つまり、マウス(体重20gと仮定)の半分がなくなるためには(トマト1個を200gと仮定)

1000÷20=50(1kgあたりのトマチン半致死量をマウス1匹分に変換)

32÷50=0.64 (トマチンをマウス1匹がこれだけ取ったら半致死量に到達)

1000÷200=5(1kgあたりのトマチン含有量をトマト一個分に変換)

0.4÷5=0.08(トマト一個分のトマチン含有量)

0.64÷0.08=8(マウス1匹が、赤く熟したトマトをいくつ食べると半致死量か計算)

長くなりましたが、マウス1匹が、赤く熟したトマトを8つ食べると半致死量に到達するようです(私見)。

ハムスターの体重に置き換えると、

ゴールデンハムスターの体重を100gと仮定すると、 トマト40個食べると生存が怪しいかもしれません。

ジャンガリアンハムスターを体重を30gと仮定すると、12~13個(四捨五入)食べると生存が怪しいかもしれません。

少しぐらい食べても問題なさそうですね。

トマトをあげる時の量、注意点

少しぐらい食べても問題なさそうなので、トマトをあげてみたくなりますね。

ただここで、注意点があり、トマトのヘタの部分にはトマチンが多く含まれているので、誤って与えないようにしましょう。また、トマトの種に関しても同じく与えない方が無難でしょう。

それでは、実際にハムスターに赤く熟したトマトは、どのぐらい与えても良いのでしょうか?確認していきましょう。

トマトは、水分含有量が多いため、ご飯の代わりとしてではなく、おやつとして与えるのが良いかと思います。

1日に与えるおやつの目安は、ゴールデンハムスターの場合、1~2gとなります。そのため、トマトも1~2g程度にしましょう。

おやつの量について詳しく知りたい方はこちら

ハムスターのおやつの頻度は?


夏の味覚、トマト。私たちが食べておいしいと思うものは、可愛いペットにあげたくなりますよね。

でも、いろいろな食べ物には、大なり小なりの毒素は必ず含まれています。不安にもなりますね。

そんな気持ちをしっかりとサポートさせていただければと思います。

あなたとハムスターの楽しい日々が続くことを祈っています。