【どうして?】ハムスターがペレットを食べなくなったら【どうする?】

ハムスターの画像です

この記事では以下のことについて紹介しています。


合わせて読みたい記事

ハムスターのおやつの頻度は?
ハムスターの適切なエサの量はどれぐらい?


ペレットを食べない理由

なぜハムスターがペレットを食べないのでしょうか、いつも同じ餌を与えている?おやつを普段から多く与えている?それともおやつもペレットも食べない?

ハムスターの状態をしっかりと見て状況別に理由を考えていきましょう


ずっと同じペレットを与えている

家に迎え入れてからずっと同じペレットを与えている方、何十年も同じ食事を食べ続けるのはいやですよね?

ハムスターもきっと同じであると思います。我が家のハムスターCAMは、生涯の約半分、1年と6ヶ月間同じペレットを食べ続けてきました。流石に飽きたようで、手渡しで与えても、頬袋に入れずに地面にポイします。よっぽどお腹が空いている時でないと、持って帰りません。

生涯の半分といえば、50歳ですので、同じ物を食べ続けたりすれば飽きるのは当然ですね。さらに付け加えるならば、我が家で与えていたペレットは、歯の伸びすぎを防止するため、固めのものを与えていました。歳をとって、硬いものが食べづらくなることも一つの原因かと思います。

そんな時には、ペレットを変更してみましょう。できれば、今買っているものと、硬さ、味、風味の違うものを選ぶと効果的です。

噛む力がなく、おやつの中でも軟いものを好んで食べているようであれば、柔らかいペレットを与えると良いです。

味も野菜中心のものを与えているようなら、卵や、動物性タンパク質のものへ変更してみるなど、ガラリと変えてみると良いでしょう。とても元気にエサを頬張ってくれる姿が見られますよ。

我が家では、硬いものから柔めのものへ、野菜を多く含んだものから卵を多く含んだものへ変更しています。若い頃のようにとても好んで食べてくれますよ。


おやつを普段から多く与えている

可愛いからとおやつを与えすぎていませんか?人もハムスターも好きなものはいくらでも食べれますが、そちらでお腹いっぱいになってしまっては、好きでもない物を多く取ろうとする方はいないはずです。好きなものが次から次に出てくれば尚更ですね。

好きなものばかりでは体を壊してしまいますので、しっかりと栄養の整ったペレットを食べてもらいましょう。適切なおやつの量は、上でも紹介しているこちらに書いています。

ハムスターのおやつの頻度は?

ハムスターの食べるものといえば、ひまわりの種の印象が強いですが、ああいった種子類も栄養の偏るものになりますので、普段の食事で与えるものは、必ずペレットにしましょう

おやつや、種子類を多く与えている方は、一度心を鬼にして、ペレット飲み与える期間を設けてみましょう。お腹がすけば、あるものを必ず食べるはずです。それでも食べなければ、上記のペレットを変えてみる方法も合わせて試してみましょう。


おやつもペレットも食べない

ペレットを食べなくなったと思ったら、大好きだったおやつも食べない。そんな時には、すぐに病院へ連れていきましょう

ハムスターは、野生下では、被食者(食べられる側)なので、普段は弱った姿を見せません。弱った姿を見せれば、すぐに食べられてしまうからです。そんな彼らがご飯を全く食べないのは、異常なことですので、早い段階で動物病院さんの方へ連れていきましょう。

合わせて、トイレはするか尿に異常はないかを確認して、できるのであれば、最近出したフンを持っていくと良いでしょう。

野菜などの生物を普段与えている人は、寄生虫による胃腸の不良なども考えられます。寄生虫は、フンに卵が混じっていることが多いので、診察の際に役に立ちますよ。


さまざまな理由で、ハムスターはペレットを食べなくなります。よく自身のハムスターを観察し、何が原因かを考える癖をつけておくと、ハムスターの健康や感情に詳しくなれるかと思います。

それでは、我が家のCAMに与えたものを参考におすすめのペレットを紹介します。


おすすめのペレット

我が家のCAMに与えた実績のあるペレットを紹介しています。

一つ目は、我が家に迎えた頃から、1年と6ヶ月食べ続けた飽きの少ない栄誉バランスの良いペレットです。

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こちらのペレットは、とても食いつきがよく、若いころのCAMはよく食べていました。栄養バランスも良いようで、病気にかかることなく今まで過ごしています。ペレット自体も硬いため、歯の伸びすぎ防止にも役立つかと思います。

デメリットとしては、上記の通り硬いため、1年と6ヶ月を過ぎてくると、次第に食べる量が少なくなり、咥えても落とすといった拒否が出てきました。

そんな時にやわめで、風味の違うペレットを購入しています。こちらに変えてから、昔のように食いつきがよくなり、たくさん食べてくれます。

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こちらのペレットは、手でも割れるくらいに柔らかく風味もチーズ風味で多くのハムスターに好まれると思います。高齢のハムスターにもお勧めです。

我が家のCAMも再び手からペレットをとってくれるようになり、美味しそうに食べてくれます。

デメリットとしては、柔くて軽いため、1日エサの必要量の10グラム分(ゴールデンハムスター)のかさが多くなってしまいます内容量も少ないので、購入される際は、1ヶ月分(3〜4個)まとめて買われることをお勧めします。

よくよく考えれば、エサを多く与えるということを逆手にとって、触れ合いの時間が長くなると捉えられるので、メリットになり得ますね


終わりに

毎日の食事は、健康の元です。そんな大事な食事を食べなくなってしまっては、体に毒になりますので、早めに対処してあげましょう。

おやつの食べ過ぎで、ペレットが食べられないくらいなら可愛いものですが、全く食事を取らなくなってきてしまったら大変ですので、普段から好きな食べ物、どれぐらい食べるかを大体で確認されると良いかと思います。

もし、変だなと思ったらすぐに動物病院の方に相談してみましょう。

皆様のハムスターの健康で楽しい日々が続くことを祈っています。

【考察】ハムスター、ペレット食べる?【飽きた?】

ハムスターがエサを食べている画像です。

本記事は、我が家のハムスターCAMの日記となります。ペレットを食べなくなった考察もあり。

分析しよう!


今日は、我が家のCAMがペレットをあまり食べなくなってきたため、変更をしてみました。

現在まで使用してきたものが、以下になります。

・マルカンさんの リス・ハムスターのおいしい主食

なぜ食べなくなってきたのかを私なりに分析してみました。これと思われる原因は以下です。

  • 生涯の半分、同じペレットを食べて飽きた
  • ドライフルーツや、豆腐などのおやつを与える量が増えてきた
  • 保存方法が悪く、味が変わっている

生涯の半分、同じペレットを食べて飽きた

皆さん、50歳まで同じものを食べ続けたらどうですか?いやですよね、絶対にこれが原因ですね、間違いない。

というのは一度置いておいて、ハムスターも歳を重ねると、硬いものなどが食べづらくなるようです。現在の人の寿命が100年として、去年の6月が誕生日のCAMにとって人間の年齢に換算すると、50歳となります。

そろそろ体に油物や、濃い味が受け付けて来なくなる時期ですね。人によっては、硬い物なども食べづらくなってくるのではないでしょうか。

今まであげていたものは、固めのペレットになりますので、食いつきが悪くなったのかも。


ドライフルーツや、豆腐などのおやつを与える量が増えてきた

ハムスターを飼い始めて、1年と半年が過ぎました。ハムスターの可愛さはどんどんと増していきます。

主食のみでなく、おやつなどの間食を買ってきてあげる量と種類も増え、おやつも少量ながら、ほぼ毎日あげている状態です。

美味しいものが続くと自然と選んでエサを取るようになってきます。人も美味しいものが、毎日もらえると美味しいものばかりを食べようとして、なんてことない食事は、セーブするはずです。

こちらも、ペレットを食べなくなった原因かと思われます。


保存方法が悪く、味が変わっている

以前は、買ってきたエサの袋をそのまま使用しておりました。

乾燥剤とジッパーが付いており、湿気などの対策が自然と取れていました。現在は、取り出し易いようにと100均で買ってきた容器に詰めています

これを行い始めたのが、8ヶ月ほど前からになります。

この頃から、買いたての物には食いつきが良い場合が多かったので、保存容器の開け閉めで湿気が入り、香りや味が変わってしまっているのかもしれません。

ハムスターのエサの画像です。
現在の保存容器 ペレットの容器にに乾燥剤は入っていない。

対策として

上記のような理由でペレットを食べなくなった可能性があるため、対策を打ちました。

  • 違うペレットを与える
  • ドライフルーツや豆腐等のおやつの間隔の見直し
  • 保存方法の変更

違うペレットを与える

現在まで食べてきたペレットを分析し、やや軟いペレットを買ってきました。

見た目もお菓子に近く、美味しそう。ハイペットさんから出ているハムスター・リスのまんまSPECIALというものです。

ハムスターのえさの画像です。

一粒一粒が軽いため、規定の量をエサの容器に移すと結構な量になります。少量で満腹感があるかも。

カロリーは以前のものとさほど変わりませんでした

私も一つ食べてみましたが、砂糖の少ないクッキーのようでした。味に関しては、人間の味覚としては以前のものより良いです。ハムスター的には分かりませんが(笑)。少し甘すぎるかなと個人的には思っています。

我が家のCAMの食いつきは良好です。しばらく試して、一ヶ月後に飽きていないか記事を書きます。


ドライフルーツや豆腐等のおやつの間隔の見直し

こちらは、毎日から、2日に1回へ変更します。

一緒に与えて新しいペレットとどちらを取るかも確認していきます。飼い主の方の我慢も必要ですね。


保存方法の変更

保存の方法も、変更します。保存容器はそのままで、乾燥剤として、珪藻土を使用しようかと考えています。100均で買ってきます。

ですが、珪藻土にも少し匂いがあるため、シリカゲルの乾燥剤も試してみようかとも考えています。大体のペレットは、シリカゲル使用しているので、こちらのほうがいいかも?


おわりに
ハムスターの健康にダイレクトに響く食事。可愛いからと言って、ひまわりの種や、ドライフルーツなどをあげすぎるといけませんね。人間に例えるなら、毎日ポテトチップスで暮らしているようなもの。時間が経てば、体を壊すのは、明白です。あげたい気持ちを抑えつつ、代わりとして愛情をかけて育てていきたいですね。飼い主とハムスターのより健康な生活を祈っております。

ハムスターの適切なエサの量はどれくらい?

ブログ記事「ハムスターの適切なエサの量はどれくらい?」のアイキャッチ画像です。

この記事では、以下のことについて紹介しています。



合わせて読みたい記事

ハムスターのおやつの頻度は?
・ハムスター肥満について

ハムスターの適切なエサの量とは?

ズバリ!ハムスターの体重の 5~10%“  です!説明しますね!

例として、
我が家のCAMは体重 132g  なので、中間の 8% でかけると

 “132g × 0.08 = 10.56g” ですね。

わかりやすいように、普段食べてもらっているペレットで測ってみました。


使用しているもの

・マルカンさんの リス・ハムスターのおいしい主食
・マルカンさんの ハムちゃんのフード付き食器(ES-17)
・TANITAさんの デジタルクッキングスケール(KJ-114)

ハムスターのエサの重量の画像です
ハムスターのエサの重量を測った画像です。

ペレット一個あたり 0.3g前後 です。

10gですとペレット ”33~34個” ですね(左画像の個数は41個でした個々によってグラムの違いがある様です)。

体感的には、ハムスターの頬袋1回半程度です

我が家は、一往復させて2回頬袋いっぱいに溜めて帰らせておりました。

水飲み場にペレットの残骸があるので、やはり多かったのでしょう。気をつけよう、うん。

ハムスターの個々の個性によっては、食べすぎて太ってしまう子もいます。

そんなときは、5%にするなど、臨機応変に対応されると良いと思います。

また、現在は、ペレットにもダイエット用のものもありますので、そちらも検討されると良いかと思います。


ハムスターにどんなエサをあげれば良いか

基本的には、ハムスター用のペレットを与えてください

メーカーさんが、栄養成分を測ってしっかり作ってくれていますので、安心できます。

欲しがるからと ”ひまわりの種” や ”チーズ等” ばかり与えていると、脂肪分が多すぎて、栄養が偏り、思わぬ病気にかかります。

食生活は、人もハムスターも大事ですね。


参考程度に、本で読んだペレットに含まれる成分と特徴を書いておきます。興味のある方はどうぞ。

ペレットの主な成分
・粗タンパク質 目安 18%
基本的なハムスターに重要な成分、歳をとるにつれて、少なくすると良いでしょう。

・粗脂肪 目安 5%
エネルギーとなる成分、肥満の元になるため、太りすぎた子は少ないものを選ぶと良いでしょう。

・粗繊維 目安 5%
食べ物の消化や、急襲に役に立つ

・粗灰分 目安 7%
ハムスターの体の新陳代謝をよくする

また、ミックスフードなどもペレットと同じところに陳列されていることが多いですが、こちらはハムスター本人が、エサを選んで食べてしまいます。

栄養が偏ってしまうため、私はお勧めしません

ひまわりの種なども、二日に一回、ペレットを少し減らして与えるなど、バランスを工夫すると、ハムスターも健康的に過ごせます。

ハムスターに与えてはいけない食べ物(野菜の一部)物等もありますので、そちらはまた記事にしようと思います。


終わりに

いかがでしたか?ついつい目分量であげてしまうエサ、この記事を目安にして飼っているハムスターが健康に過ごしていければと思っております

毎日量を測るもの大変かと思いますので、日頃の健康チェックの際に体重の増減を確認して、健康の範囲内であれば、さほど気にすることもないかと思います。

クリスマスや、お正月などは、ぜひ特別な食べ物を与えてあげて、お互いに幸せな日々をお過ごしください。