冬になると「最近ハムスターがよく寝てばかりいる…」「動きが少ないけど大丈夫?」と不安になる飼い主さんは多いです。
実は、冬の気温や環境の変化が原因で、ハムスターが眠る時間が増えることはよくあること。ただし、放置すると体調を崩す可能性もあるため注意が必要です。
この記事では、冬に眠る時間が増える理由と、すぐにできる対策をわかりやすく解説します。
冬にハムスターが眠る時間が増えるのは正常?
結論:環境が原因の場合は“正常範囲”だが、低体温や疑似冬眠につながる危険もあるため注意が必要。
ハムスターは本来、冬眠しない生き物です。
しかし、気温が下がりすぎると体が省エネモードになり、活動量が低下して眠る時間が増えることがあります。
冬に眠る時間が増える主な原因
① 室温が低い(15℃以下)
ハムスターが暮らす最適温度は 20〜26℃。
これを下回ると体が冷えて動きが鈍くなり、眠る時間が増えます。
特に 15℃以下になると危険。
疑似冬眠(低体温症)に入る可能性があり、命に関わることもあります。
② 日照時間の減少で活動リズムが乱れる
冬は日照時間が短くなり、体内時計が狂いやすくなります。
その結果、いつもより眠る時間が増えることがあります。
③ エサの摂取量が減っている
寒さから体力を温存しようとして、食べる量が減り、活動量も落ちることがあります。
エサや水が冷たすぎるのも原因に。
④ 体調不良(病気の可能性)
以下の症状がある場合は、眠りすぎではなく“体調不良”の可能性もあります。
- 呼吸が浅い/早い
- 手足が冷たい
- 体が硬い
- 食欲がない
- 下痢・便が少ない
心当たりがある場合は、早めの受診を。
冬に眠る時間が増えた時の対策
① 室温を20〜26℃に保つ
最優先の対策は 温度管理。
部屋のエアコンまたはペット用ヒーターで、ケージ内を適温に保ちましょう。擬似冬眠をしている場合、エアコンの場合は徐々に温度を上げてください。目安は半日に1〜2度ずつです。
チェックすべきポイント
- ケージの設置場所(窓際・床は避ける)
- 温度が安定しているか
- ケージの一部だけ冷えていないか
② ペットヒーターを適切に設置
床置きヒーターやパネルヒーターを使い、
ケージの半分だけ温めるのがベスト。
ハムスターが自分で「暑い」「寒い」「ちょうどいい」を選べるようにするためです。
おすすめのヒーターはこちら(ヒーター直上で+7度前後です)
③ 寝床や巣材を増やす
巣箱のなかにしっかり巣材を入れるだけで保温力がアップ。
- ペーパータイプの巣材
- ウッドチップ
など温かい素材を普段の1.5倍程度増やしてあげましょう。
おすすめはこちら
④ エサと水を“冷たすぎない”状態に保つ
冬はエサ皿や水が冷えやすいです。
- 水は常温
- エサは劣化していない新しいもの
- いつでも食べられる量を適度に入れる(ひとつまみくらい)
これだけで食欲が戻ることがあります。
⑤ 日当たりや照明を調整する
暗すぎる場所にケージを置くと活動リズムが狂いやすいです。
間接的に日光が入る、明るい場所に移動させると良いでしょう。
ハムスターが危険な状態か見分けるポイント
以下に当てはまる場合は“要注意”です。
- 体温が低い
- 触っても反応が鈍い
- 呼吸が弱い
- エサも水も摂らない
- 1日以上動きがほとんどない
→ 疑似冬眠の可能性あり。すぐに動物病院へ。
まとめ
- 冬は寒さの影響で眠る時間が増えることがある
- 室温が低いと疑似冬眠の危険も
- 適切な温度管理と環境調整がもっとも重要
- 異常な眠り方の場合は体調不良のサイン
ハムスターは小さくても寒さに弱い動物です。
ちょっとした環境改善で、冬でも快適に過ごせるようになります🐹❄️


