この記事では以下のことについて紹介しています。
「ハムスターをなつかせるにはどうすればいいの?」と困っているあなた。
ハムスターはとてもかわいいですが、実はとても繊細な生き物です。急に手で触ろうとすると怖がってしまい、逆に警戒心が強くなることもあります。でも、正しい方法で接すれば、少しずつ信頼してくれて、手のひらに乗ってくれる日も夢ではありませんよ!
ハムスターがなつくまでの目安期間は?
個体差はありますが、なつくまでには1週間〜2ヶ月ほどかかることが多いです。焦らず、ゆっくりと時間をかけて接していきましょう。
ステップ1:まずは環境に慣れさせよう
お迎えしてすぐの頃は、ケージの外から見守るだけにしましょう。
急に触ったり声をかけたりすると、ストレスになってしまいます。
POINT:
・3日から1週間ほどはそっとしておく
・エサや水の交換、トイレの掃除だけにとどめる
ステップ2:声やにおいを覚えてもらう
ハムスターは嗅覚と聴覚がとても優れています。
毎日同じ時間に「おはよう」「かわいいね」などやさしく話しかけてみましょう。飼い主の声やにおいを覚えることで、安心感を持ってもらえます。
より早くにおいを覚えてもらうためには、ハムスターに触れ合う前に普段使っている石鹸などで手を洗ってから接するようにすると同じ匂いが維持でき、効果的です!
ステップ3:エサやおやつで距離を縮める
手からヒマワリの種やドライフルーツなどの大好物のおやつをあげてみましょう。最初は警戒するかもしれませんが、少しずつ近づいてくるはずです。
まずは、おやつを手で持って食べさせ、よく食べるようになったら、指の腹に乗せて食べさせる、最後に手のひらにおやつを乗せて食べさせると飼い主であるあなたの手のひらの上で食べてくれるようになります!時間をかけて与えてあげましょう!
かぼちゃの種は、ハムスターの嗜好性の研究で、一番興味を持つハムスターが多いと研究結果が出ていたのでおすすめです!(緑色が好み)
おすすめおやつ例:
・ヒマワリの種(栄養が偏るため与えすぎ注意)
・乾燥リンゴ
・コーンフレーク(無糖)
・かぼちゃのたね(市販品で緑色が効果的
ステップ4:手のひらで遊ばせてみる
手の上にエサを置き、乗ってくるのを待ちます。慣れてきたら、手のひらの上で少し遊ばせてみましょう。無理に掴んだりせず、自由に動けるようにするのがコツです。
注意点として、安心してハムスター自ら手に乗ってくるまでは、ハムスターを掴んで手のひらに乗せることはしないようにしましょう。
ハムスターの上から手を被せる行為は、天敵である猛禽類の襲い方を連想して恐怖してしまうという話もあります。
ステップ5:毎日少しずつふれあいを重ねる
一度なついても、ふれあいが減ると忘れてしまうことも。
毎日少しでもいいので声をかけたり、手に乗せたりして「安心できる存在」だと感じてもらいましょう。
ハムスターをなつかせる際に注意したいこと
ハムスターにより早くなついてもらうには上記に加えて、以下のことについても気をつけましょう!
- 急に触らない
- 大きな音や急な動きはNG(襲われたと勘違いします)
- お風呂は入れない(ハムスターにとって危険です、砂風呂にしましょう)
- 夜行性なので、自分から起きてきたとき以外は昼間は起こさないようにする
まとめ:信頼は「ゆっくり」「優しく」「毎日」がカギ!
ハムスターと仲良くなるには時間がかかりますが、そのぶん手のひらに乗ってきた時の喜びは格別です。焦らず、ハムスターのペースに合わせて、信頼関係を育んでいきましょうね
あなたとハムスターの信頼関係がいち早く生まれることを祈っています!