ハムスターの飼育本やSNSを見ると「砂浴びをさせましょう」とよく書かれています。しかし、飼ってみると 全然砂浴びをしない子 もいますよね。「このまま放っておいても大丈夫?」「もしかして体調に問題がある?」と心配に…。
実は、砂浴びをしない=必ず問題がある というわけではありません。
むしろ、ハムスターの性格や環境によって「砂浴びをしない方が自然な場合」もあったりするんです!
この記事では、
- ハムスターが砂浴びをしない主な理由
- しないときの対処法
- そもそも砂浴びは必須なのか?
- 砂浴びを嫌がるときに注意すべき体調サイン
これらをわかりやすく解説します。
1. ハムスターが砂浴びをしない理由
① 性格によっては砂浴びを好まない
人間と同じで、ハムスターにも性格があります。
砂遊び・砂浴びが大好きな子もいれば、まったく興味を示さない子もいます。
特にジャンガリアンやロボロフスキーは砂浴びが好きな傾向にありますが、
ゴールデンは「全然しない」という声が多めです。我が家で飼ってきたゴールデンも砂遊びはせずに、トイレとして利用してしまうことが多かったです。
性格や、種類による問題であれば心配はいりません。
② 砂の種類が合っていない
ハムスター用の砂には以下の種類があります:
- けい砂(一般的なタイプ)
- ゼオライト系
中には 粉塵が多い砂が苦手で寄りつかない 子もいます。
また、人工的な匂いが苦手で避けるケースもあります。砂遊びを行いたい場合は、いくつか違うパッケージのものを購入してみましょう。
③ 砂の設置場所・容器が落ち着かない
以下のような場合、警戒して砂浴びしません:
- 砂の器が深すぎて入りづらい
- ケージの中央にあり、落ち着けない
- 滑る素材で足場が安定しない
特に臆病な子は、砂場の位置が気に入らないだけで使わなくなることもあります。
④ 体調が悪く動きたくない
珍しいケースですが、次の症状がある場合は注意です。
- 砂場に入ると痛みが出る(アレルギー皮膚炎・ケガをしている)
- 動きが少ない(病気・高齢による衰え)
- 呼吸が荒い(砂ぼこりで悪化、または別の病気)
この場合は砂浴びしない理由が「体調不良」である可能性があります。砂遊びをさせる前後でよく観察をしましょう。
⑤ ケージ内の気温・湿度が高い
ハムスターは湿度に弱く、湿気が溜まると砂がベタつきます。
湿った砂は「ニオイがつきやすい」「体にまとわりつく」など不快なので使わなくなります。夏場は交換を早めに。
2. ハムスターが砂浴びをしないときの対処法
① 砂の種類を変えてみる
おすすめは粉塵の少ない下記タイプ:
- けい砂のダストコントロールタイプ
- 小動物用ゼオライト砂
特に 粉塵が多いベントナイト系 は、気管が弱い個体だと避けることがあります。個体によってケイ砂と使い分けましょう。
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② 容器の形を変更する
砂浴び容器は以下が使いやすいです:
- 出入り口が広い平皿タイプ
- トイレ兼用のドーム型
- ロボロフスキーの場合は広めの砂エリア
高齢の子は段差の低い皿タイプにすると入りやすくなります。
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③ 設置場所を変える
ハムスターは「狭くて暗めの場所」が落ち着きやすいです。
おすすめ配置:
- 回し車の近く
- 端の暗いエリア
- 隠れ家のそば
逆にケージ中央や明るすぎる場所は気にして使わないことが多いです。
④ 温度・湿度を整える
ハムスターの適切な環境は:
- 温度:20〜26℃
- 湿度:40〜60%
湿度が高いと砂が固まり、不快で使いにくくなります。夏場や湿度が高い日が続いた場合は、交換しましょう。
⑤ 体調チェックをする
以下がある場合は注意:
- フケ・赤み・脱毛がある
- 皮膚を気にして噛んでいる
- 触ると嫌がる
- そもそも活動量が減っている
皮膚病や老化が疑われるなら砂浴びは無理にさせず、場合によっては動物病院の受診を検討してください。
3. 砂浴びをしなくても問題ないのか?
結論:
砂浴びをしない性格の子は、全然いるので問題なし。以前していたのに急にしなくなったら気をつけましょう。
以下のように判断してください。
問題がないケース
- 砂の近くに行くが、興味が無いだけ
- 毛並みがきれい
- 皮膚に異常なし
- 活動量が普通通り
- 体臭がきつくない
- ケージが清潔に保たれている
ハムスターは毛づくろいのプロなので、砂浴びをしなくても 自分でかなり清潔を保てます。
急に砂遊びをしなくなり問題がある可能性があるケース
- 皮膚病で砂がしみる
- 砂ぼこりで咳やくしゃみが出る
- 歩きづらくて入れない(高齢)
- 砂に触れるのを明らかに怖がる
- 以前は砂浴びしていたのに急にやめた
「急にやめた」は体調不良のサインの可能性があるため注意です。よく観察をして、場合によっては、動物病院へ。
4. 砂浴びをしない場合の代替ケア
絶対に砂浴びが必要というわけではありませんが、以下のケアを併用するとより清潔に保てます。
① 定期的に床材を交換
砂浴びをしない子ほど、床材の吸湿・脱臭性能が大切になります。1〜2週に一回は交換しましょう。
② ケージの換気を良くする
湿気の防止やにおい対策にもなります。特にガラスケースを使っている場合は、湿気や匂いがこもりやすいのでこまめに行いましょう。
③ 砂浴びエリアは撤去しない
使わない日が続いても、
いきなりある日気分で使い始める ハムスターは多いです。砂遊びをしている姿を見たい方は、置いてきましょう。しかし、くしゃみや呼吸に異常がみられた場合は、アレルギーの可能性があるので、撤去推奨です。
5. まとめ|砂浴びしないハムスターは珍しくない。無理強いはNG
ハムスターが砂浴びをしない理由はさまざまですが、
- 性格
- 砂の種類
- 容器や置き場所
- 体調
- 環境(温度・湿度)
このあたりの要因がほとんどです。
そして、もっとも大切な結論は、
砂浴びしない子は意外と多く、それだけで問題とは限らない。
体調不良のサインがなければ、無理に砂浴びさせる必要はない。
ハムスターが快適に過ごせる環境を整えながら、
その子のペースに合わせて見守ってあげてください。


