この記事では以下のことについて紹介しています。
ハムスターってナス食べられるの?
夏から秋にかけておいしいナス、ハムスターにもちょっとあげてみたい、そんなこと考えたことありませんか?
結論から申しますと、「ハムスターはナスを食べられます!」
ナス科には、アルカロイド系の毒素を持つものが、多くみられます(じゃがいも、ピーマン等)が、ナスは食用として品種改良を加えており、人に対しても、ほぼ無害となっております。
そのため、家庭菜園でピーマンなどを狙わないネズミなどもナスは食べます。
ハムスターにもおやつ感覚として少量与えても良いでしょう。
ですが、注意する必要がある場合もあります。
ナスの毒性について
ナス科を代表するナスは、品種改良をされ、基本的には、ほぼ無毒です。
ですが、家庭菜園で収穫するものや、貰い物のナスを与える際には、気をつける点があります。
それは、ナスの苗が接木を使用している場合です。
日本テレビさんの「ザ!世界が仰天ニュース」で放送された「夫の趣味で夫婦が絶体絶命」という内容で、猛毒であるチョウセンアサガオを台木にしたナスを食べて、中毒症状に陥った夫婦の話がありました。
詳しくはこちら
日本テレビ様 「ザ!世界が仰天ニュース」
「夫の趣味で夫婦が絶体絶命」 R4 5/21 転載
https://www.ntv.co.jp/gyoten/backnumber/article/20180220_02.html
家庭菜園をされていない方からしたらなんのこっちゃですので、少し説明しますと
猛毒を持つチョウセンアサガオの根っこと茎を使ってなすを栽培する方法(チョウセンアサガオの根のついた茎にナスの茎をブッ刺す)で収穫した茄子には、毒が回るということです。
ここでハムスター大好きの私たちが気をつけなければいけないことは、
- 家庭菜園のナスをハムスターにあげる場合は、接木をしたナスの台木を調べておく
- 隣人からもらった茄子などは、接木をしたものか確認する
- 接木に使った台木の毒性を調べておく
となります。ハムスターにあげるナスはスーパーで買いましょう。スーパーで。
家庭菜園のナスを食べさせたい方は、自分が責任持って先に食べてもいいでしょう。
ハムスターにナスを与える際の量、注意点
さぁ、安全確認を終えたナスをハムスターに与えていきましょう。ワクワクですね。
ナスの水分含有量は、きゅうりの下、トマトの上ぐらいです。意外と多いですね。
そのため、やはりおやつ程度に与えるのが妥当でしょう。
ゴールデンハムスター100gの子の場合は、1日1~2g程度ですね。
与える場合は、生でも焼いても構いません。アルカロイド系の毒素は、水溶性のものもありますので、めちゃくちゃ毒が気になる方は、水にさらしてから与えてもいいかと思います。
ネズミってナス食べるんですね、農家の人たちの苦労が伺えます。いつもありがとうございます。
でも、ネズミが好んで食べるぐらいだから、栄養の方もきっとあるのでしょう。私も今度家庭菜園で育った茄子を与えてみようかと思います。もちろん、接木の確認をして。
自分の育てた野菜を自分が育てているハムスターに与えるなんて、もう至福の時ですね。考えるだけでもワクワクです。
みなさんも、大切に育てているハムスターにぜひ、おいしいものを食べさせてあげてください。きっと幸せなひと時になると思います。
農家やってたおばあちゃんもこんな気持ちだったのかな〜。
あなたとハムスターの幸せな日々が続くことを祈っています!