【できる?】ハムスターと避難しよう【グッズは?】

ブログ記事「ハムスターと避難しよう」の画像です。

この記事では、以下のことについて紹介しています。

緊急時にハムスターと避難できる?

夏には台風、竜巻、その他の季節でも地震や津波の危険など、災害の恐怖への備えは常にしておかなければなりませんね。

でも、ハムスターと一緒に避難して大丈夫なのかな?迷惑にならないかな?と考えているあなた。

安心してください。ペット同伴での避難は基本的な避難として環境省も認めています。

災害時におけるペットの救護対策ガイドライン 環境省 様 R4 7/5 転載

https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h2506/ippan.pdf

むしろ、災害後の捜索や、動物の繁殖による環境変化などの対策にあてることの方がよろしくないと判断しているようです。

私たちのハムスターは私たちでしっかりと守ってあげましょう。

そのためには、まず、自治体の避難場所についてペット同伴可能かどうかを事前に確認しておくのが良いでしょう。

食事などの準備もこちらでしておくべきです。環境省では、避難時のエサの量は7日程度を推奨しています。

地震などの災害時には、ペット用の避難物資の車両は救援車両として認められていないため、他の支援物資と比べて届くまでに時間がかかるようです。自分で準備しましょう。

そのほかには、あらかじめハムスターと避難するための道具を一式揃えておくと有効です。

避難が必要な時にハムスター、トイレ、給水器を避難用のケージに入れるだけで、避難準備が整うのが理想ですね。

ここまでをまとめますと

  • ハムスターと避難場所への避難はできる(同伴避難が原則、あらかじめ最寄りの同伴可能な避難所を確認しよう)
  • ペットに必要な餌や水、トイレを処理する袋などはこちらで準備する
  • あらかじめ避難グッズを鞄に入れて準備しておこう

続いては、実際に避難する際に必要なグッズの紹介になります!

ハムスターとの避難に必要なグッズは?

それでは、ハムスターと避難に必要なものを確認していきましょう!

ハムスターと避難する際に必要なもの一覧

  • 手持ちできるケージ(30~60cm推奨)
  • 餌(7日分以上)
  • 給水ボトル(ケージにない場合)
  • トイレ砂(ポリ袋も)
  • ケージを覆える大きさの布
  • 暑さ、寒さ対策のもの(乾電池も一緒に)

手持ちできるケージ

避難する前にあらかじめ手持ちできるケージを買っておきましょう。おすすめは、コンパクトなもので、格子のないものです(音を防止するため)。

滑車なども騒音となる場合がありますので、取り外しができるものが良いでしょう。

ケージ内には、あらかじめ床材を敷いておき準備する手間を減らしてしておきましょう(量を測ってジップロックに保管でも可)。

湿気のないところに保管しておけば、月一回、通常のケージを掃除する際に一緒に床材を入れ替えるだけで清潔を維持できます。

避難用ケージの例

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餌7日分以上

避難が長引く可能性があるため、エサの量は、多めに準備しましょう。

環境省の推奨では、7日分となっておりますが、ハムスター用のものは小さめなので、新品の袋ごと持って行っても良いと思います。

この際は、食べ慣れたものを持っていくようにし、ハムスターのストレスの緩和に努めましょう。

ローリングストック法と言って、非常食などを普段から多めに買いだめておき、消費期限、製造年の早いものから消費する方法があります。

普段食べるペレットを保存するとこちらの方法とも相性が良いです。

7日分を計算するには、 体重×5~10%×7 です。

体重が100gのゴールデンハムスターの場合は、35~70g程度です。

給水ボトル(ケージにない場合)

ケージに給水ボトルがない場合は、給水ボトルも準備しておきましょう。購入する際は、使用するケージに合うもの、どのケージにも合う自立式のものを選びましょう。

皿型なら皿型など、普段使用している給水器と似たタイプを選んであげるのも、ストレス緩和に貢献するかと思います。

実際に避難するまでには、水を入れずに乾かして保管するか、いっそのこと普段使うものとしてして利用しておくと、いざ避難の時にハムスターと一緒にさっと持っていけるかと思います。

利用しておけば、水をあらためて入れる手間も省けますね。

自立式給水ボトル例

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トイレ砂(ポリ袋も)

トイレ砂と、ポリ袋は普段からセットで置いておくと避難する際に便利です。

トイレ砂は、普段使用するものを多めに購入し、こちらもローリングストック方式で使用すると良いかと思います。

ポリ袋は、ペットのトイレ用の物を購入しておくと便利です。消臭機能があらかじめついているものもあるので、匂いを気にする必要もなくなります。

トイレのケースに関して、実際避難を行う際には、普段ケージ内で使っているトイレをハムスターと一緒にケージに入れましょう。自分の匂いが少しでもあると安心します。

ケージを覆える大きさの布

避難所では、ハムスターの落ち着ける暗所の確保が難しい可能性があるため、ケージの半分以上を覆えるサイズの布、タオルなどをペット用の避難グッズの中に入れておきましょう。

ハムスターケージがそのまま寝るハウスになるイメージです。

暗所の確保は、休める場所の確保につながり、ハムスターのストレス緩和に直結するので、忘れずに行ってあげましょう。

暑さ、寒さ対策のもの

避難所では、暖房、冷房設備がない場合や、停電のため使用できない可能性があります。

少しでも軽減できるよう、対策を準備しておきましょう。

暑さ対策には、冷却用のカイロ(持続時間は短い)や、フリーハンドで使える携帯用扇風機などを使用しましょう。

携帯用の扇風機例

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上記のものは、電池で6~12時間弱稼働できます。(パナソニック製電池使用)

乾電池使用量は、単三を3~4個なので、

仮に乾電池4個で昼間12時間前後稼働させ7日間となると

乾電池の必要量は、28個となります。ずっとつけておきたい場合は、その倍ですね。

冷却用カイロは残念ながら、使用可能時間が、30~60分程度となります。(使用環境の温度によっては、さらに短い)

ここぞというときにいくつか持って置くぐらいがよいでしょう。

冷却用カイロ例

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寒さ対策では、逆にカイロがとても役に立ちます。

ケージ内に入れずに、外から温めるようにしましょう(かじってしまうのを防止するため)。

カイロの例(24時間タイプ)

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ハムスターとの避難まとめ

長くなりましたので、ハムスターと避難する際の要点をまとめます。

  • あらかじめ同伴可能な避難場所を確認しておく
  • ハムスター本人とトイレ、水飲みなどを避難用のケージにうつすだけで良いように避難グッズを準備しておく。
  • 避難の際には、季節によって暑さ、寒さ対策グッズも持っていく

ハムスターの避難用カバンに入れておくもの

  • 餌(7日分以上)
  • 給水ボトル(ケージにない場合)
  • トイレ砂
  • ポリ袋(複数枚)
  • ケージを覆えるタオルなど(暗所を作るため)
  • 暑さ、寒さ対策
  • 乾電池28個以上(ハンディファン使用時)

上記の事前に準備したカバンと避難用ケージがあれば万全です。

餌などの消耗品は、ローテーションをして時々入れ替えましょう。


災害などでの避難は、いつ起こるかわかりませんので、事前に準備して置くのが大切です。

環境省では、ペットを飼っているものが責任を持って一緒に避難をすることが原則であろうと思っているでしょう(私見)。

災害後の救助活動は確実に人が優先されるので、飼っているペットの捜索を依頼したところで、人手のある時、後手に回ることは確実だと思われます(はぐれたペットを、ペット捜索する担当の警察などに連絡することは必要)。

緊急時にあなたのハムスターを救えるのはあなただけです。

災害を乗り越えて、避難から戻ったあなたとあなたのハムスターが笑って後日談にできる日を願っています。