この記事では、以下のことについて紹介しています。
あわせて読みたい記事、ハムスターの種類について詳しく書いています。
ゴールデンハムスターの特徴
ジャンガリアンハムスターの特徴
ロボロフスキーハムスターの特徴
キャンベルハムスターの特徴
チャイニーズハムスターの特徴
ハムスターは懐く?
ハムスターは懐くのか、その答えは、懐きます。
種類や、ここの性格によって懐く期間は変わってきますが、私が飼ってきた、ゴールデンハムスター、ジャンガリアンハムスター、ロボロフスキーハムスターは全て懐いてくれています。
ゴールデンハムスターは、手乗りでの給餌や、毛繕いをしてくれるまで懐いています。
ジャンガリアンハムスターは、さらに手のひらで眠るまで懐きました。
ロボロフスキーは、手からの給餌をできるほど懐いてくれていました。
ここで、懐くの定義について整理します。
どのぐらいまで懐いてくれるかを考えていらっしゃるのであれば、ハムスターの種類が大きく関係してきます。
上記3種類を例にすると、
手乗りまでさせたいのであれば、ゴールデンハムスターや、ジャンガリアンハムスターが人に懐きやすく、そして早く懐いてくれます。
手からの給餌(手のひらに乗らない)や、呼んだらきてくれる程度までで懐いて欲しいのであれば、ロボロフスキーハムスターや、キャンベルハムスターでも可能です。
ロボロフスキーハムスター、キャンベルハムスターなども、手乗りできるようになる子もいますが、かなりの期間と、個々の性格が関わってくるため、ハムスターの種類に特別のこだわりがない場合は、自分の懐かせ方にあったハムスターを飼うことをお勧めします。
補足として、ロボロフスキーハムスターや、キャンベルハムスターにもそれぞれ良い点(複数匹が集まってる姿を見れる、毛色が豊富等)があるので、懐きにくいからと嫌わないであげてくださいね。
ハムスターは懐くまでどれぐらいかかるのか?
懐くまでどれぐらいかかるのか、私の実体験を元におおよそで計算してみました。ハムスターによって懐く期間に大きく影響するものがあります。以下。
- ハムスターの種類
- 飼育環境
- 個々の性格、迎え入れた年齢
ハムスターの種類
一番懐く期間に差が出る項目として、ハムスターの種類があります。
私が飼育したことのあるメジャーなハムスターの懐く時間の早い順に並べました。
ジャンガリアンハムスター
↓
ゴールデンハムスター
↓
↓
ロボロフスキーハムスター
上の順位になります。
ジャンガリアンハムスターはとても早く懐いてくれます。生後1ヶ月の子を飼って、1ヶ月で手からの給餌、次のの1ヶ月では手乗りもできました。非常に懐いてくれるのが早いハムスターだと思っております。
ゴールデンハムスター、現在飼育しているCAMですが、ホームセンターで飼った時には、手を噛むほど人慣れしていなかったハムスターでしたが、飼育を始めてからのほぼ1ヶ月で手からの給餌をできるほどになりました。その後も慣れていき手のひらでの毛繕いも6ヶ月ほど立った時にはできておりました。こちらのゴールデンハムスターも非常に懐きやすい性格です。
ロボロフスキーハムスターは、私が飼った中で、懐きにくいハムスターとなります。生後1ヶ月で飼い始めて、1年と半年ほどで、手からのエサは受け取ってくれるようになったものの、手のひらに乗せられるのは、3匹飼ったうちの1匹のみでした。
ロボロフスキーハムスターにしっかりと懐いてもらうには、性格や、生まれてから飼い始めるまでの期間など、他のハムスターより、条件を厳しくみないといけません。
慣れるまでの期間をまとめると、
- ジャンガリアンハムスター 1~2ヶ月
- ゴールデンハムスター 1~3ヶ月
- ロボロフスキーハムスター 1年~1年6ヶ月
となります。
飼育環境
ハムスターが早く懐いてくれるかには、ストレスのない環境で育てる事がなりより必要となります。
ストレスに直結することとしては、
大きな音の立つ環境であるか
ハムスター本人以外の強い匂いがないか
が挙げられます。
上記二つのことに気をつけて、飼育をしましょう。そうすれば、早く懐いてくれて、共に幸せな日々を長く過ごすことができます。
個々の性格、迎え入れた年齢
個々の性格によっても懐きやすさに差が出ます。こちらは、購入する際の少しの間で見分けるのは、大変ですのでペットショップの担当の方や、しっかりと管理しているホームセンターのペット担当の方などにあらかじめ聞いておくと良いでしょう。
もし、自分で見分けたいのであれば、夕方~夜にかけてペットショップに立ち寄って、何日かかけて確認してみると良いでしょう。
迎え入れた年齢に関しては、迎え入れるまでの期間が長いほど懐くのには時間がかかります。ハムスター飼育の初心者の方ほど気にしてみると良いでしょう。
個人的には、迎え入れるまでに生まれてから6ヶ月を過ぎると懐いてくれるまでに時間が掛かるなと感じます。
飼育上級者の方ともなれば、ペットショップで売れ残った性格に何のあるハムスターでも懐かせることができるようです。我こそはと思われる方は、試してみてはいかがでしょうか。
上記の3つを意識してハムスターを選んでみると、早く懐いてくれるかと思います。初心者の人ほど意識してみてください!
ハムスターの懐かせ方
ハムスターを懐かせる方法として、以下のことに注意しましょう。
- 環境を整える
- ハムスターの生態を意識する
- 焦らず、ゆっくりと距離を縮める
環境を整える
ハムスターに懐いてもらう第一歩としてストレスのない環境を整えましょう。
気をつけるものとしては、以下。
ケージの置き場所
ドアの付近や、テレビの近くなど、大きい音の鳴る場所などにケージを置かないようにしましょう。ハムスターは耳が良いため、音に対して敏感です。大きな音がするとストレスになってしまいます。
温度変化の少ない場所
扇風機、ヒーター、エアコン、窓際の付近など温度変化の激しいところにおくこともよくありません。ハムスターは小型の動物なので急な温度の変化もストレスになります。気をつけましょう。
強い匂いのない場所
ルームフレグランスの近くにはケージを置かないようにしましょう。ハムスターは自身の匂いがわからなくなると、ストレスが溜まります。
理想としては、温度変化の少なく、大きな音の立たない、強い匂いの無い場所が最適です。ハムスターの購入前に部屋内でどこに当たるか考えてみましょう。
ハムスターの生態を意識する
ハムスターは、目が悪く、耳と鼻が良い生き物です。
このことを踏まえて、触れ合う前には一度手を洗い、ハンドクリームなどの匂いを消し、名前を呼びながら、エサの入れ替えをする、給水器の水を変える、日々の掃除を行うなど、早く懐いてもらうために普段行う状況を一定にすると良いでしょう。
触れ合う時も、目が悪いということを意識し、急に手を出さずゆっくりと名前を呼びながら近づけると良いです。撫でる際などに気をつけましょう。気持ちはナマケモノになったぐらいで(笑)
まとめると、
手を洗い、名前を呼びながら世話をゆっくり行う
ですね。これを行うと、懐いてもらえるまでにかなり早くなります。
焦らず、ゆっくり距離を縮める
早く懐いてもらいたいと焦ってしまいますが、急に抱えたり、無理に起こして食事を与えたりなどすると、ハムスターのストレスとなります。
無理なことをした時の匂いや、音を覚えてしまうので、急いでしまえば、しまうほど向かい風のように懐きづらくなってしまいます。
焦らずに、ゆっくりと飼い始めたハムスターの生活リズムに合わせて接してあげてください。そうすれば、結果として焦った時よりも早く懐いてくれます。
終わりに
せっかく飼い始めたハムスター、できることなら早く懐いて欲しいですよね。そのためには、焦る気持ちを抑えて、ハムスターに合わせた触れ合い方をするという、一見、矛盾した行動を取らないといけません。ですが、ハムスターのストレスを溜めずに、触れ合うということが何よりもの早道となります。これらのことに意識して、飼われているハムスターとの1日も早い幸せな日々が訪れる事を祈っています。