この記事では以下のことについて紹介します。
- キャンベルハムスターの特徴
- キャンベルハムスターは飼いやすいか、どんな人に向いているか
- キャンベルハムスターの飼育のすすめ
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キャンベルハムスターの特徴
ロボロフスキーハムスターの特徴について説明いたします。
- 性格
- 種類
- 平均的な体格
性格
キャンベルハムスター、日本では、よくジャンガリアンハムスターと混同されますが、完全な別種になります。
ヨーロッパやアメリカでは、日本と打って変わってキャンベルハムスターの方がメジャーのようです。
性格に関してもジャンガリアンとは違い、活発で、気が強いが臆病な性格で人に慣れにくいと言われています。噛み癖のある個体も多くみられます。
以上の理由で、ロボロフスキーハムスターと同じく、上級者向けのハムスターと言われます。
種類
毛並みによって、種類分けされています。
ジャンガリアンハムスターと違う点として、毛色の配色の豊富さがあります。
背中側とお腹側の配色が違う(アグーチと呼ばれている)ものと全身が一色で統一された(セルフと呼ばれる)ものがあります。
以下メジャーどころ
アグーチ(背中とお腹で配色が異なる)
セルフ(一色で統一されているもの)
他にも様々な毛色の子がいます。雑種のようなの子だったり、斑点状に黒い点のあるダルメシアンのような子などです。
これらに加えて、様々な色に赤目の子ができるようで、ジャンガリアンとは違う色味を持った子が大勢います。
さらには、長毛の子もおり、千差万別ですね。
平均的な体格
- 体長: 7~13cm
- 体重: 30~40g
いずれも成体の体格になり、オスの方がメスより大きいと言われます。
キャンベルハムスターは飼いやすいか、どんな人に向いているか
キャンベルハムスターは、以下の人に向いています。下に説明もあります。
- おしゃれなハムスターを飼ってみたい
- ゆっくりと慣れさせたい
- 様々な色の子を見てみたい
おしゃれなハムスターを飼ってみたい
キャンベルハムスターは、ジャンガリアンよりとても多くの毛色、毛並み、表情を持っています。
これは、交配による毛の配色の多さにあります。
友達や、お知り合いの方とは、一味違ったハムスターを育てる事ができますので、変わった子を育てたい、珍しい子を育てたい、そういった方にお勧めです。
一方で、ジャンガリアンハムスターと体格が似ておりますが、気が強く、驚くと噛んで抵抗してくる子が多いため、ペット初めての方には、一度ジャンガリアンハムスターなどで育て方を一通り体験してキャンベルハムスターを育てることをお勧めします。
ゆっくりと慣れさせたい
キャンベルハムスターは、気が強く、臆病で、慣れづらい上級者向けのハムスターです。
同じ上級者向けと言われるロボロフスキーハムスターとの違いは、キャンベルハムスターは驚くと噛んでくる個体が多いです。
怪我を伴う場合がございますので、その点はロボロフスキーハムスターより気をつけるべきところでしょう。
そんなじゃじゃ馬な子ですが、驚かせずに、ストレスを少なく育ててあげると、慣れてくれます。
そういったおてんばな子が大好きな方には、たまらないものがありますね。
キャンベルハムスターを飼い慣らす事ができれば、大抵のハムスターは飼育できたと言えるでしょう。
様々な色の子を見てみたい
キャンベルハムスターは、毛色によって種類が多いです。
毛色が多いとそれだけの個性があるという事ですので、交配させて、より様々な毛色の子を眺める事ができます。
生まれてくる子供の数も、1~9匹前後で、ハムスターの中では、子供の数も少なく、交配に向いています。
専門的な知識が必要となってくる交配ですが、本当に様々な子が生まれてくるようですので、知識をつけて、交配してみるだけの価値はありますね。
私もしっかりと勉強していずれは交配にチャレンジしてみたいです。
生まれてきた子を育て上げれるだけの財力も必要ですが(笑)。もしくは分けられるお友達ですね。
又、さらに専門的な知識をつけると、ジャンガリアンハムスターとの交配も可能のようです。
こちらは、遺伝的に子供が孫を産めなくなったり、妊娠中に大怪我を負ったりとキャンベルハムスター同士よりもかなりのリスクを負わせてしまうことになりますので、必ず知識をつけてから行いましょう。
キャンベルハムスターの飼育のすすめ
他のハムスターと比べて、どういった飼育をした方がいいかを解説しています。以下に注目。
- ストレスを溜めない
- ゆっくり慣らしていく
ストレスを溜めない
キャンベルハムスターは、性格上、気が強く、臆病です。驚くと噛む習性があります。これは身を守るための行動です。
噛んでしまったからと言って乱暴な子だと思わずに、触れ合いに問題はなかったかなど自身の行動を振り返ってみましょう。
大きな音を立てていたり、急に背後から触ろうとしたりすると、驚いてしまいます。
又、個人的には、掃除の過度な回数もストレスになると考えているので、少なめにすると良いでしょう。
私が思う理想の回数や掃除の仕方は、こちら
【お手軽掃除】ハムスターと触れ合いながら、お手軽に掃除をしよう!
ストレスを溜めないように育てると、自然と寿命も伸びていくかと思いますので、結果的に触れ合える時間も伸びて、お互い幸せな時間が長くなりますのでぜひお勧めです。
ゆっくりと慣らしていく
キャンベルハムスター、気が強く臆病ですが、ゆっくりと時間をかけて触れ合えば、慣れてくれます。
ポイントとしては、大きな音を立てない、キツイ匂いをつけたまま触れ合わない、急な触れ合いをしないという事が重要です。
大きな音を立てないということについては、ハムスターは、目が悪く、周囲の状況を音と嗅覚で判断しています。
目を瞑ったまま大きな音が立つと人でもびっくりしてしまいますよね。
キツイ匂いについても、ハムスターは嗅覚が鋭いため、ハンドクリームや、マニキュアなどの匂いが残っていると飼い主ではないと間違えて、驚く場合があります。触れ合う前などは、必ず手を洗って触れ会いましょう。
ケージの置き場所についても、ルームフレグランスなどの近くに置いておくと、ハムスター自身の香りが分からず、知らず知らずの間にストレスが溜まり、慣れにくくなります、気をつけましょう。
急な触れ合いをしないについて、ハムスターは、野生において被食者(大型の動物から食べられる)の立場にあるため、頭の上から掴もうとしたり、背後から急に触れたりすると威嚇の動作や、悪い場合には、噛み付くこともあります。
これは非常に嫌われる行為になりますので、日々行ってしまうと慣れることは遠くなるでしょう。上記の中でも特に気をつけてください。
大きな声で、キツイお酒の匂いをさせながら、急に肩を組んで来るおっさんがいたら仲良くはなれないですよね、ハムスターもきっとそんな感じです。
しかし上記のことに気をつけて、名前を呼びながら、ゆっくりと距離を縮めていくことで、手乗りでの給餌もできるかと思います。
終わりに
活発で、臆病なキャンベルハムスター。他の子とは変わった魅力がありますね、毛色も非常に多く、一人一人の個性が際立っています。
ゆっくりと慣らしていく楽しみもありますね。
どんなハムスターにも言えますが、嫌がったり、驚いたことをすると噛み付いてしまう事がありますので、十分に気をつけながら、触れ合いましょう。
我が家のCAMもホームセンターで初めて会ったときに手に乗せたら噛み付きました。それは、誰のせいでもありません。
驚いた時に噛む行為は、生存本能によるものなので、それはそれとして、噛まれた時には、叱らずに、自分の行った行動を顧みて次回の触れ合いの時に行わないようにしましょう。
どんなハムスターでも最終的には、慣れて、手からエサをもらうくらいにはなります。明けない夜はありません。皆様とハムスターが、打ち解けてお互いに幸せな日々が続くことを祈っています。