「ハムスターって鳴くの?」と疑問に思ったことはありませんか。
実はハムスターは、犬や猫のように頻繁に鳴く動物ではありませんが、状況に応じて小さな声で感情を表現することがあります。 その鳴き声はとても小さく、飼い主には聞こえるものもあれば、聞こえない周波数で鳴いている場合もあります。
この記事では、ハムスターの鳴き声の特徴や、嬉しいとき・怖いとき・痛みがあるときの鳴き声の違い、さらに危険な場合の見分け方まで詳しく解説します。
ハムスターの鳴き声は人に聞こえる?
ハムスターは主に 超音波(20kHz以上) を使って仲間とコミュニケーションを取ります。
これは人間にはほとんど聞こえません。しかし、ハムスターは状況によって私たちに 聞こえる音 を発することもあります。
人に聞こえる鳴き声の例
- 「キュー」「キュッ」「チッ」
- 「ジジジ」「キーキー」
- 「プスッ」「ピッ」
聞こえる鳴き声は、ストレス・恐怖・痛み・驚き・威嚇・不満 を表すことが多いです。
逆に、嬉しいときや安心しているときに発する声の多くは、かなり小さいか、残念ながら超音波で人には聞こえづらいようです。
【状況別】ハムスターの鳴く理由と鳴き方
ここからは、ハムスターが鳴く代表的な理由を、鳴き声の特徴とともに解説します。
① 嬉しい・甘えているときの鳴き声
ハムスターは犬や猫ほど「甘え鳴き」をしませんが、
慣れている飼い主に対して安心しているときや、撫でられて気持ち良いときに かすかに鳴くことがあります。聞こえづらいですが撫でている時によく耳を澄ましてみてください。
鳴き声の特徴
- 「プスッ」「ピッ」などの小さく短い音
- 連続せず、ほんの数回
- 息の漏れるような小さな音
行動の特徴
- 目が細くなる
- 耳に力が入っていない
- リラックスした姿勢
- ふくらんで寝転ぶ
- 触られても嫌がらない
嬉しいときの鳴き声は非常に小さく聞き取りづらいため、気づかない飼い主も多いです。
② 怖い・警戒しているときの鳴き声
一番よく聞くハムスターの鳴き声は、実は恐怖を感じたときの声です。
鳴き声の特徴
- 「ジジジッ!」「キキーッ!」と高くて鋭い
- 持続的で連続して鳴く
- 体を大きく見せるようにふくらませる
行動の特徴
- 立ち上がって威嚇ポーズ
- 背中を丸める
- 歯を見せる、噛みつこうとする
- 震えていることも
このような鳴き声は「近づかないで!」という警告のサインです。
無理に触ろうとすると噛まれることがあるので注意しましょう。上記の鳴き声が聞こえたら、焦らず、じっくりと距離を縮めていきましょう。
③ ストレス・不満を感じているときの鳴き声
ケージを掃除した直後や、環境が変わったときなど、
ハムスターはストレスを感じて小さく鳴くことがあります。
鳴き声の特徴
- 「チッ」「チチッ」と短い音
- 不満を言うように単発で鳴く
- 大きくはないが、やや聞こえやすい
行動の特徴
- ケージをかじりながら鳴く
- 落ち着かずグルグル動き回る
- 巣箱にこもる
不満の鳴き声はそれ自体は大きな問題ではありませんが、
何度も繰り返す場合は生活環境の見直し(温度、におい、掃除頻度、騒音等)が必要です。
④ 痛み・体調不良があるときの鳴き声(危険度高)
普段あまり鳴かないハムスターが突然鳴く場合、
痛みや体調不良が原因になっていることがあります。
鳴き声の特徴
- 「キューッ…」「キュッキュッ」と弱く細い声
- 長く続くことがある
- 苦しそうな低い声の場合もある
行動の特徴
- 動きが鈍い
- 呼吸が早い
- 体を触ると嫌がる
- 目を細めてうずくまる
- 食欲がない、水を飲まない
怪我、内臓疾患、下痢、感染症など原因はさまざまです。
早急な動物病院の受診が必要です。鳴き声が聞こえたらすぐに様子を見てあげてください。
鳴き声から判断する「危険なサイン」まとめ
以下のような声の場合、すぐに原因を確認しましょう。
- 苦しそうな「キューッ」という延びる声
- 普段鳴かないのに突然鳴き続ける
- 触られると痛そうに鳴く
- 鳴きながらじっとして動かない
- いつもより声が大きい、鋭い
鳴き声+行動の変化がセットで起きたら危険サインです。
ハムスターがよく鳴く環境とは?
ハムスターは本来とても静かな生き物です。
しかし以下のような環境だと鳴きやすくなります。
- ケージの温度が低い/高い
- 掃除の頻度が合わず、においが強い
- ケージを変えた直後
- 音や光の刺激が多い
- 多頭飼いでケンカしている
- 飼い主が急に触る・驚かせる
基本的には「鳴く=何かしらの不快がある」と考えて環境を整えることが大切です。ハムスターの訴えに答えてあげましょう。
まとめ:鳴き声はハムスターからの大事なメッセージ
ハムスターは普段ほとんど鳴かない動物ですが、
鳴いたときは何かしらの感情やサインを発している可能性があります。
研究では、ネズミも笑い声があるようで、その周波数は人には聞こえない音のようです。ハムスターも楽しい時や、くすぐったい時に笑っていることがあるかもしれませんね。
嬉しいとき
- 小さく「プスッ」「ピッ」
警戒・恐怖
- 「ジジジッ」「キーッ」と大きく鋭い声
不満・ストレス
- 「チッ」「チチッ」と短い音
痛み・体調不良(危険)
- 弱々しい「キューッ」「キュッキュッ」
鳴き方と合わせて、体調や行動の変化もチェックすることで、
今ハムスターがどんな気持ちなのかを読み解くことができます。
飼い主が声の変化に気づければ、病気の早期発見にもつながります。
ハムスターの小さな声に耳を傾け、
毎日安心して過ごせる環境を作ってあげてください。


