こちらの記事では、以下のことについて紹介しています。
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ハムスターはどんな時に鳴くの?
ハムスターはこういった時に鳴きます。
- 安心している時
- 怖がっている時
- 病気の時
安心している時
まず、大前提として、ハムスターはよっぽどのことがない限り鳴きません。これは、野生であったハムスターが被食者の立場にあり、無闇な音を立てないように進化したためにあります。
そんなハムスターが、鳴いているということは、よほど周りのことを気にしていないことになります。
エサを与えている時、撫でている時、寝ている時に鳴いていることは、飼い主に心を許している証拠となります。
ぜひ一度は、聴いてみたいですよね。
怖がっている時
上記のように、普段は鳴かないハムスターですが、命に危険が及んだ際には、鳴いてしまうことがあるようです。
ハムスター同士での喧嘩の時や、不意に驚いてしまった時などに、鳴いてしまいます。
喧嘩での縄張り争いは、野生下では生きるか死ぬかの戦いでしょうし、背後に忍び寄るものに直前まで気づけなければ、死を意味します。そんな時は、つい素が出てしまうのでしょうね。
複数匹飼いしている方は、喧嘩の声、聞いたことがあるのではないでしょうか。できる限り、この鳴き声を出してあげたくないですね。
病気の時
感情とは、異なり、呼吸器の疾患等で、鳴いていることがあるようです。正確には、鳴いているように聞こえるですね。
ハムスター自身の意思とは異なり出てくるようで、人で言うところの喘息のぜいめいに近いでしょうか。
見つけた方は、早めに動物病院さんへ連れていきましょう。
ハムスターは鳴かないのはおかしい?
ハムスタは、基本的に鳴きませんので、鳴かないことは、何らおかしくありません。
鳴かない理由としては、ざっくり言いますと、天敵から身を守るために進化の過程で得た知識となります。そのため、どちらかというと鳴くハムスターの方が特殊ということになりますね。
しかし、近年では、野生からペットへと生活が変わったハムスターの子孫たちが世代を経て、鳴くようになった子も少なからずいるようです。もっと時代が進めば、ハムリンガルが出てくるかもしれませんね(笑)。
そんな、ハムスターが鳴かない理由を、分けていきましょう。
- 性格によるもの
- 実は鳴いている
性格によるもの
ハムスターが鳴くか鳴かないかは、性格によるものが大きいです。
いつも鳴いている子は、いつも鳴いているし、鳴かない子は、滅多に鳴きません。
実体験として、私が飼っていたハムスター達でも、鳴く子鳴かない子は、はっきりしていました。人間と同じで、よく話す子、あまり話さない子がいるようですね。
性格の違いによるものなので、鳴く子が可愛いからといって、鳴かない子をおろそかにしてあげないでくださいね。
種類による鳴きやすいかの違いは、私の肌感覚的には、あまり感じませんでした。性格によるところの方が大きいと思われます(個人的意見)。
実は鳴いている
何をいっているんでしょうか、本末転倒ですね。ホラー系の類でもないですよ(笑)。
ハムスターの鳴き声は、人間の可聴領域外の声を出せます。簡単に言いますと、超音波のように、人には聞こえないけど、ハムスター同士では聞こえる声で話しているということです。究極の内緒話ですね。
こちらも、野生の時に、身を守るために得た能力となりますので、世代を超えていくうちに、人間に聞こえる声で話してくれるようになるかもしれませね。楽しみです。
小話として…
ハムスターの可聴領域外の声をビデオに録音して、周波数を下げて、人に聞こえるようにすることもできるそうです。私も試してみて、成功したらやり方をブログにあげますね。気になる方はぜひ検索してみてください。
ハムスターの鳴き声の見分け方
安心している時、怖がっている時、または、病気の時の見分け方をみていきましょう。以下に注目。
- 行動に気を配る
- 期間に気を配る
- 鳴き声自体には注目しない!?
行動に気を配る
鳴き声を見分ける方法として、鳴いている時の行動に気を配りましょう。
どんな時に鳴いているのか、エサをあげている時か、喧嘩をしている時か、その時によって感情が変わってきます。
エサをあげている時には、食べながら鳴いているのか、頬袋に入れながら鳴いているのかで、「美味しい」といっているのか、「もっと欲しい」といっているのかが分かりますね。
喧嘩をしている時にも、追いかけている方が鳴いているのか、追いかけられている方が鳴いているのかで、「怒ったぞ」と言っているのか、「もうやめて」と言っているのかが分かりますね。
鳴いているときは、ぜひ行動により気を配ってみましょう。
期間に気を配る
こちらは、病気かどうかを見分ける際に役立ちます。
普段通り感情で鳴いているのであれば、その時々で鳴き終わるはずですが、一日中ずっと鳴いている、寝ている時も鳴いているようであれば、ハムスターの意思とは異なって鳴いている(聞こえている)ことになります。
呼吸器の疾患や、病気の可能性がありますので、なるべく早く、動物病院さんの方へ相談しましょう。
鳴き声自体には注目しない!?
こちらは、私の経験則になりますが、エサを与えているという同じ条件であっても、その時々で鳴き方が違います。昨日「キュー、キュー」と言っていたものが、今日は、「キュッ、キュッ」と言っていたりします。美味しいにもバリエーションがあるんですかね。
又、ハムスター同士で喧嘩をしているときにも「キュッ、キュッ」と言ってみたり、鳴き声自体で、判別するのは、困難でした。鳴いているので、喧嘩しているのかなとケージを覗いてみたら、回し車を楽しそうに回していた、とかですね。
やはり、声自体を気にするよりも、その状況をよくみてあげるのがハムスターを理解しやすいと思います。病気の早期発見にも役立ちますしね。
終わりに
ハムスターが鳴いていると気になりますよね、どんなことを言っているのか、思っているのか。そのことを調べてまでわかってあげようとする飼い主さんは、とてもハムスター思いの飼い主さんだと思います。そんな飼い主さんに飼われているハムスターはきっと幸せですよ。これからも、飼い主さんとハムスターの幸せな日々が続くことを祈っています。
ハムリンガル、いつか出てくれっ…