この記事では、以下のことについて紹介しています。
ハムスターってメロン食べられる?
甘くて美味しいメロン、一度食べたらついつい食べ過ぎてしまいますね。
ハムスターにもメロンをあげてみたいと思う方もいるのではないでしょうか?
でも意外と知らない毒性があったりして・・・?
結論からお伝えすると、
「ハムスターはメロンを食べられます!タネもOK!」
やったっ!早速あげてみようっ!あっ!でもちょっと待って!
メロンやハムスターの個体によっては注意が必要なものもあるかも?
メロンの毒性について
メロン、メロンの種自体は基本的には有害な毒はありません。
ですが、二つ注意する点があります。
- ククルビタシンに注意
- 花粉症の症状が出る?!
ククルビタシンに注意
メロンの個体によっては、ククルビタシンの多いメロンがあります。
ククルビタシン?なにそれ??
このククルビタシンというものは、ウリ科に多く含まれる苦味の成分であり、未熟なメロンや、病気にかかったメロンの防御反応で多くなります。
このククルビタシン、通常は熟すと共に減少していきますが、上記の未熟なもの、病気にかかって防御反応のでているものにはそのまま多く含まれ、食べると苦味を感じ、食中毒、嘔吐、下痢などを伴って胃、腸の不全を招きます。
そのため、メロンの一部が変色していたり(外、内どちらかか、どちらも)、未熟なものを与えるのは控えましょう。
心配な人はハムスターに与える前に少し味見をしてみるのもいいかもしれません。
花粉症の症状が出る?!
メロンや別の果物、野菜を食べると喉の奥が痒くなったり、口の周りが痒くなったことありませんか?
そこのあなた!それ、花粉症の誤作動かもしれません!
ざっくり大まかに調べた内容を話すと
花粉症の症状が出る際、体の免疫と花粉がパズルのように一致すると花粉症の症状が出ます。
その花粉のパズルによく似た構造をメロンや、他の果物が持っていることがあり、うまいことパズルにハマると口腔内のかゆみ、喉のイガイガ感などの症状が出てきます(交差反応)。
果物の種類によって花粉症の科は様々あり、メロンなどのウリ科の植物は、イネ、ブタクサの花粉症の症状が出る方に誤って出ることがあるようです。
犬、猫などの哺乳類にも花粉症の症状は、報告されているようなのでハムスターにも出ると考えた方が良いでしょう。
初めて与える場合や、花粉症の出やすい季節にくしゃみや毛づくろいを頻繁にしている場合には、少量を試して異常がないかを確認してから通常の量を与えるようにしましょう。
ハムスターに与えるメロンの適切な量について
それでは、上記に気をつけた上で、ハムスターに与えてあげましょう!
基本となる量は、おやつの量が適切かと思います。
ハムスターの体重に対して1~2%ほどが適切になります。
100gのゴールデンハムスターであれば、1~2g程度を1日に与える量にしましょう。
1日に与えるおやつの量となっていますので、連日与えてもOKです!
ハムスターにメロンを与えた後は
ハムスターにメロンを与えた後は、しっかりと残していないか、巣に持ち帰った場合は、食べ残していないか、次の日には確認をしましょう。
メロンの果肉や生の種がハムスターのケージ内に残っているとカビの原因となってしまいます。
特に野菜、果物の美味しい夏の時期には湿気もプラスに働いて数日でカビが生えてしまう場合もあります。
ちょっとした手間ですが、ハムスターの健康を思えば怠るべきではないでしょう。ハムスターとスキンシップも取れるメリットもありますよ!
メロンなどの果物類は、花粉症の誤作動があるようですね!今回の記事で初めて知りました。
果物を食べて、口が痒くなったりすることを交差反応と言うそうです。
花粉の原因物質に似た構造を持つ果物の物質に対して免疫が誤作動するようですね。
私も子供の頃、ももか何かで痒みが出たことがあります。あなたも気をつけてみてください。
また、花粉症と重複してしまうようで、自分が花粉症になった時期には、類するものを食べないようにすると、症状が軽減されるかもしれません。
調べてみたら、こちらのPDFがわかりやすかったので、転載させていただきます。
表5 花粉症との交差反応が考えられる食品 様 R4 6/17転載
http://www.mac.or.jp/mail/150201/img/01_hyou05.pdf
結構幅広い食べ物で出るようです。毎日食べているものもあるのではないでしょうか?
代替食品に置き換えたり、加熱調理すると良くなったりするので、花粉症に悩んでる方は、ぜひ調べてみてください。
あれっ?花粉症の記事だっけ?これメロン食べられるかの記事だったよね・・・?
あなたとハムスターの健康な日々を応援します。