【基準は?】ハムスターの肥満について【うちの子大丈夫?】

この記事では、以下のことについて紹介しています。


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ハムスターの肥満の基準について

ハムスターの肥満を見分けるためには、ハムスターの適正な体重を知りましょう。ハムスターには、種類によって適正な体重があります。又、オスメスによっても違いがありますよ。

それでは、適正体重を見ていきましょう。


ジャンガリアンハムスター

適正体重

オス
35g~45g

メス
30g~40g


ゴールデンハムスター

オス
85g~130g

メス
95g~150g


ロボロフスキーハムスター

オス、メス共に
15g~30g


キャンベルハムスター

オス
35g~45g

メス
30g~40g


チャイニーズハムスター

オス
35g~40g

メス
30g~35g


上記の体重が適正体重となります。

自宅でハムスターの体重を測られる際は、グラム単位で測ることのできる

お菓子用の計量器

を使用すると良いです。

健康測定のために定期的に体重を測られる際は、週に1~2回程度で良いでしょう。


自宅のハムスターの体重はいかがでしたか

それでは次で、肥満の治し方を見ていきましょう。


肥満の治し方

肥満を治す際に以下のことに気をつけましょう。

  • エサの適切な量をしろう
  • 運動をしよう

エサの適切量を知ろう

皆さんは、ハムスターが、1日に食べるエサの適正な量を知っていますか?

ハムスターのエサの適切な量は、

ハムスターの体重の5~10%

と言われています。

例として、ゴールデンハムスター100gの子がいるとして

100g×10%= 10g 又は 100g×0.1=10g

こちらで計算できます。

こちらの数値は、標準体重内での%になりますので、前ページで標準体重から大きく離れてしまっている子は、エサをあげる際に標準体重で計算してあげましょう

どのハムスターの種類もこの%で計算できます。

たまにおやつを与える際には、1日の食事の量を計算した上で、その中から、おやつ分をあげてください。

計算式としては、

1日のエサの総量(ハムスターの体重の5~10%)- その日あげたエサの量又は、あげたいおやつの量= あげて良いおやつの量

ゴールデンハムスター100gの子を例にして、その日にあげたエサを6gとすると

10g(100g×10%) – 6g = 4g

あげて良いおやつの量は、 4g ということになります。

これで、適切なエサの量は計算できました。

肥満気味の子は、まず、こちらの計算式で日々のエサが適切か、おやつをあげ過ぎていないかを確認してみましょう。

普段食べ過ぎているような子は、エサの量を見直してみるだけでも肥満改善につながるかと思います。


運動をしよう

ハムスターは元々、エサを探して歩き回る生き物です。種類によっては、1日に20kmもエサを探して歩き回るため、多くのハムスターは、運動不足と言えるでしょう。

上記でエサの量を見直しても、体重に改善が見られない場合は、しっかりと運動しているかも確認してみましょう。

夜に起きてエサを食べて寝るだけであれば運動不足です。そのほかにも、回し車を置いておらず、日々の散歩もしていないようであれば、運動不足である確率がかなり高いです。

それでは、改善策をみていきましょう。


  • 運動する器具を置く
  • 給餌に運動を取り入れる

運動するための器具を置く

運動不足を解消するために、運動器具を置きましょう。オーソドックスなものは、回し車、トンネルです。

中でも、回し車は特に効果があります。回し車を置いておけば、気づいた時には回して遊んでいます。回し車のデメリットとしては、音がします。そして種類によっては怪我の元となりますので、購入の際にご注意ください。

どんな回し車を購入したら良いかわからない方は、おすすめの記事をどうぞ。


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トンネルを使用し、運動をさせる方法もあります。ハムスターは狭いところが好きなので、ハウスから、エサの器までの距離をトンネルを使って長くすると日々の活動に運動を取り入れることができます。

100円均一でも購入できますので、こちらも活用してはいかがでしょうか。


給餌に運動を取り入れる

上記以外の運動として、エサをあげる際に、運動を取り入れる方法もあります。

ケージ内でエサを一つ一つ隅から隅に置いてハムスターと遊びながら、運動したり、サークルに移って歩き回らせながらエサをあげたりとハムスターと楽しみながら運動することもできます。

さらには、おもちゃとしてエサを箱の中に入れて、転がしながら取るおもちゃも売っていますので、探してみてはいかがでしょうか。


終わりに

ハムスターは、頬袋でエサをためて、ハウスの中に溜め込む習性があります。エサをあげすぎると、際限なく食べてしまう子もいますので、適切なエサの量はしっかりと計算しましょう。

肥満は、長引くと体調にも影響しますので、治してあげた方が結果として長生きするかと思います。

皆様とハムスターの健康的で幸せな日々が続くことを祈っています。

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